谷 新吾 選手(京都タチバナ接骨院・西京味噌所属)木更津トライアスロン大会レースレポート


📸 @k.onoguchi


キャンニバル ジャパン契約選手  谷 新吾 選手(京都タチバナ接骨院・西京味噌所属)
6月19日に開催されました木更津トライアスロン大会に出場しました!総合8位、エイジ別1位を獲得いたしました。

◆第6回木更津トライアスロン大会◆

【開催日】2022年6月19日(日)9:35ウェーブスタート(エイジ別時間差スタート)
【遠征日】2022年6月18日(土)~6月19日(日)1泊2日
【開催地】千葉県木更津市陸上自衛隊木更津駐屯地
【競技内容】スイム1.5km-バイク40km-ラン10km
【出場者】890名(完走831名)
【天候】晴れ・気温26.2℃・最大風速6.2m/s(10:00時点/気象庁参照)
【結果】総合8位、エイジ55-59歳1位
総合タイム2時間10分45秒
Swim25:58(54位)-Bike1:04:27(11位)-Run40:20(24位)

【公式リザルト】result_kisatri2022.pdf 
【ホームページ】2022 木更津トライアスロン 

【主な使用機材】

スイムゴーグル  :VIEWデルフィナ
ウェットスーツ  :VOLARE V3
ウェア      :Cannibal メンズ NEDS プロ エリート スリーブドゥ トライ スーツ
ヘルメット    :GIROエクリプススフェリカルAF
バイク      :FACTORスリック
ホイール     :CORIMAディスクC+&32mmS+
サドル      :TNI ComfortFly
タイヤ      :Panaracer RACE D-Evo4チューブラー
バイクシューズ  :GIROレジーム
ランシューズ   :NEWTONディスタンス11
補給食      :MEDALISTエナジージェル


新東名高速や東京湾アクアラインなどを乗り継いで約4時間で木更津市へ。

今大会は19年に続いて2回目、広大な自衛隊滑走路のバイクコースを目にした瞬間「ヨシッ」
それまでの不安な気持ちは吹き飛びました。

レースをエントリーしてもコロナでことごとく中止となっていた為、
2020年アイアンマンニュージーランド以来の2年3か月ぶりのトライアスロンレースです。

前夜の雨も上がり当日は朝から青空。
4:30起床、朝食、選手駐車場へ移動しバイクセッティング。もうこの時点で汗。
6:00気温20℃、最高気温は28℃の天気予報。

手元にはMEDALISTドリンクを準備し、今季のレーシングウェア、
キャンニバルのプロエリートスリーブドゥトライスーツに袖を通した。
本当に久しぶりだが伸縮性能、丈夫さはやっぱりいい肌に合う、一日頑張れそうだ。

スタートは第1(8:30)~第10(9:55)ウェーブグループまで総勢約900名。
自分は9:35スタートの第8ウェーブ約100名。
次々とスタートの水しぶきがあがる度に「風が出てきましたね~」と場内アナウンス。
アナウンス通り波・風が強く吹き出した。

スイムは2周回、フローティングスタート。
いきなりの眩しさもVIEWデルフィナで余裕だ。
水温は冷たくフルウェットスーツでちょうど良い。ヴォラーレV3を選んで正解だった。
ウォーミングアップで短いダッシュを数本入れる。肩もよく回り胸の苦しさもない。
一つ一つのちょっとした動作にもウェット素材の柔軟性が効いてくる。

バトルはゼロでスムーズに加速して位置取り。
3年前は入水直後に貝殻で深く指を切りバイクのブレーキングに支障がでたので今回は慎重に。
ヘッドアップを繰り返しながら三角ブイを最短距離で周っていった。

バイクは7周回、きさトラ名物の滑走路タイムトライアル。
追い風で時速45~50km、向かい風で時速29~35kmで走行し1周8:45前後でラップを刻んでいった。
ペース配分が重要で常にiGPSPORTサイクルコンピュータとにらめっこ。
周を重ねコーナーからの立ち上がりが鈍る。あと2周、ラスト1周、我慢所だった。
MAX53.9km、平均速度は36.4km。

一息ついて今季から使用する新モノ紹介

「エアロヘルメットってこんなに涼しかったっけ??」
今回バイクパートでの一番の驚きはヘルメット。装着時の着け心地からはじまり、涼しさ軽さ、
いやーこれは使わないと損。ホントに。一押しGIROのエクリプススフェリカルAF。

もう一つREGIMEバイクシューズ。幅広つま先の自分は、アッパーが硬いシューズは合わない。
すべて解消とは言わないが、薄いメッシュ素材のアッパーが馴染んできている感じだ。
また扁平足にもアーチ構造が良いのか、初動時の引っ掛かりが良い。

もう自分の事でいっぱいいっぱい。久しぶり過ぎて周りの選手を気にする余裕もない。
かえってその状況が集中力を高めた。ひたすらに、只々黙々と競技に向き合う時間だけが流れて行った。
まさしく己との闘い。選手としての幸せを感じない訳がなかった。

ランは4周回、何としても40分切りを目指した。
がしかし、終わってみれば1キロ4分ペースをキープするのがやっとだった。
後続選手に抜かされる度に背中に食らいつき粘りの走りはできたと思う。
「脚は出ないがシューズが前を追った」物に頼ってばかりもいられないが、この感触。
新ソール内蔵のNEWTONシューズの実力なのか。もっと長いレースで試したくなった。

今レースの位置付けは皆生トライアスロンへ向けての脚力テスト。
正直なところ、もう少し追い込み(もがき)たかったが、
練習でやれなかった分は、やはり本番では難しいと改めて痛感した。

まだ時間はあるので課題を深掘りし、必ず次へ繋いでいきたい。

次は第40回記念の皆生大会です。
招待選手として自身の持つ最年長優勝(47歳)の更新を狙って頑張ります。
引き続き、ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。

◆全日本トライアスロン皆生大会◆
【開催日】7月17日(日)
【開催地】鳥取県米子市皆生温泉海岸
【競技内容】スイム3km-バイク115km-ラン32km(距離短縮開催)
【ホームページ】 皆生トライアスロン 

谷新吾