cannibaljapan2014.09.15
キャンニバル トライアスロン ウエア 「アイアンマン北海道」に行ってきました!
Cannibalユーザー様よりアイアンマン北海道の レポートが届きました!
「アイアンマン北海道」に行ってきました(トラ23シーズン目)2014.8.24 (渋谷俊之)
ことしも昨年に続き、アイアンマンジャパン北海道に行ってきました。
それにしてもつくづく思います。アイアンマンはキツイです。
どうしてこんなにキツイ事を多くのプライベートな時間と多額の出費を費やしてまでやるのだろうと
思う時もあります。
それでもアイアンマンの完走の感覚は他のレースよりも気持ちよく、この感覚は何なんだろうと思います。
少し自分の自己紹介をします。私のデビューは92年の日産カップ。
以来、23年トライアスロンを楽しんで今月54歳です。
途中故障(今シーズンも)や仕事で練習が思うようにできない4年のオフシーズンもありましたが、
思えば随分長くやって来られたと思います。
始めたばかりの30代前半から40歳までは、練習も思い通りにこなせ?ハワイも数回出場できました。
その後しばらくアイアンマン冠のレースから離れ、佐渡や大島で楽しんでましたが昨年、長崎五島以来、
途絶えていた国内のアイアンマンジャパンが、北海道で復活したことに本能的に反応し、
2001年のIMチェジュ以来、13年ぶり出場し久しぶりのアイアンマン完走に格別な満足感を味わえ、
昨年に引き続きの出場となりました。
乱文ですがリポートをまとめました。
気候は昨年予報が外れ、バイク50キロくらいからランまでずっと雨となり、
20℃前後の気温で“寒さ”が敵となりました。
ノースリーブのトラウエアだったため本当に寒さが終始苦痛だったので、
今年はCANNIBALの上下バイクウエアに
アームカバーを、加えて普段ランから履くソックスをバイクから履いて寒さ対策で挑みました。
対策としては成功でした。
【スイム】
洞爺湖の透明度は抜群。しかもウエーブスタートなので、回りも良く見えるので揉みくちゃのバトルは
起こりません。今年は水温23℃の発表でしたが体感的には20℃くらいと思ったほうが良いと思います。
自分は過呼吸になりやすく、その対策としては、
①日ごろから心拍を上げるインターバルをやっておく。
②スイム前のUPでJOGをやる(心拍を上げておく)。
③そしてスイムUPで水温に慣れる(低水温なら必須)。
が対策かと思います。が、今回はそうしたことを何もせず、スイムスタートを迎えることに…。
というのも今年1月の館山フルマラソン以来、左膝の痛みと付き合いながら膝に溜まった水を抜きしつつ
練習してきたので、もう完走できれば満足な心境でした。
そこでやったのがスタート2分前から潜水。繰り返しやって水温に慣れる事に専念しました。
そしてスタート。
スタート後はゆっくりとしたストロークと呼吸リズムを意識してガンガン泳ぎませんでした。
すると過呼吸にならずにリズムがつかめました。
結局これが功を奏し、泳ぎこんだ昨年より2分遅れの1:15でした
(ウエットスーツはswacchiのフルウエット)。
【バイク編】
バイクは2013モデルのニールプライド(BAYAMO)のアルテグラDi2の11速。
ホイルはGOKISOのクリンチャー。 洞爺湖のバイクコースは登りがキツく、自分が今迄で経験した中で
一番キツイです。ともかく長い登りの難所が多いので前半からガンガンいくと練習不足の人は後半まで持ちません。
今年の自分は昨年の練習量のほぼ半分。トルクで踏むと取り返しのつかないことになるのはわかってたので、
ケイデンス表示にして95~100回転/分を意識しました。
スプロケはF53-39、R12-28。特に長い登りは毎回インナーローでした。
洞爺湖のバイクエイドは全8箇所。
そのうち補給食(バナナやウイダーインゼリーなど)の取れるエイドはスペシャルエイドを入れて4箇所で、
しかも補給食を受け取る場合は停車して受け取らなければならないローカルルールがあります。
今年はバイクジャージだったので後ろのポケットに食べ切りサイズのウイロウを3本入れ
(預けたスペシャルエイドもウイロウ2本)、その他梅丹とショッツ、それに2RUNなどを組み合わせて
停車しての補給食は利用しないで走り切りました。(ボトルは走ったまま受け取れます。)
今年は曇り基調の天気でしたが、途中で少し雨が降ったと思ったら晴れて日差しも暑くなったりして、
体に水をかぶる暑い時間もありました。
自分の作戦はともかく膝の痛みが出ないようにするため、いつもより少し抑え気味にクランクを回転させました。
それが功を奏し6:33と昨年の6:36(雨でしたが)より速く帰れました。
【ラン編】
膝の故障を少しでも和らげるため、
今年のランシューズはBROOKSのピュアケイデンス3というサポートが必要な脚用モデルで挑みました。
ランコースは洞爺湖畔の片道10キロのコースを2往復するというコース。
一部アップダウンはあるが、ほぼフラットです。
エイドも往復中18箇所あり、バイクと比べ安心のエイド設定です。
しかし、やはりランに入ると左膝は着地の度にチクンと痛みがあり、苦痛との戦いでした。
本来なら自分はストライド走法なのでグイグイと腰高フォームで走りたいのですが、もう痛みを緩和するため、
すり足ピッチフォームで走りました。スペシャルエイドにはTOP10を預け、
これを携行しながらの補給はとてもよかった。
エイドでは止まって補給してましたが歩くことだけはしませんでした。
コースが往復なので参加した多くの仲間と途中ですれ違い、励ましあいました。
実は今回、制限時間内で完走できればいいと思って挑んだレースでした。
しかし、2往復目の復路の残り3キロくらいでスタートして12時間半なのがわかり、
このままちゃんと歩かないで行けば12時間台じゃん!?って思ったら気持ちのギアが入り
最後が一番速く走れました。
ランは4:49で走れ、トランジションタイムも含め12:52でフィニッシュラインを踏むことが出来ました。
結局のところ昨年の12:46より6分ビハインドの差でした。昨年の大雨と低温はあったとしても、
今年の膝の故障を考えれば、まとめられたと思います。
洞爺湖から3週間が経ちましたが、その後ラン練習はしてません。
走らないと痛みはなく水が溜まらず故障以前の状態に戻ってる気がしています。
膝の故障をこの秋に治すことができたら来年のことを考えようと思います。
でも、いつまでもアイアンマンでありたい・・・ですね。
Cannibalユーザー様よりアイアンマン北海道の レポートが届きました!
「アイアンマン北海道」に行ってきました(トラ23シーズン目)2014.8.24 (渋谷俊之)
ことしも昨年に続き、アイアンマンジャパン北海道に行ってきました。
それにしてもつくづく思います。アイアンマンはキツイです。
どうしてこんなにキツイ事を多くのプライベートな時間と多額の出費を費やしてまでやるのだろうと
思う時もあります。
それでもアイアンマンの完走の感覚は他のレースよりも気持ちよく、この感覚は何なんだろうと思います。
少し自分の自己紹介をします。私のデビューは92年の日産カップ。
以来、23年トライアスロンを楽しんで今月54歳です。
途中故障(今シーズンも)や仕事で練習が思うようにできない4年のオフシーズンもありましたが、
思えば随分長くやって来られたと思います。
始めたばかりの30代前半から40歳までは、練習も思い通りにこなせ?ハワイも数回出場できました。
その後しばらくアイアンマン冠のレースから離れ、佐渡や大島で楽しんでましたが昨年、長崎五島以来、
途絶えていた国内のアイアンマンジャパンが、北海道で復活したことに本能的に反応し、
2001年のIMチェジュ以来、13年ぶり出場し久しぶりのアイアンマン完走に格別な満足感を味わえ、
昨年に引き続きの出場となりました。
乱文ですがリポートをまとめました。
気候は昨年予報が外れ、バイク50キロくらいからランまでずっと雨となり、
20℃前後の気温で“寒さ”が敵となりました。
ノースリーブのトラウエアだったため本当に寒さが終始苦痛だったので、
今年はCANNIBALの上下バイクウエアに
アームカバーを、加えて普段ランから履くソックスをバイクから履いて寒さ対策で挑みました。
対策としては成功でした。
【スイム】
洞爺湖の透明度は抜群。しかもウエーブスタートなので、回りも良く見えるので揉みくちゃのバトルは
起こりません。今年は水温23℃の発表でしたが体感的には20℃くらいと思ったほうが良いと思います。
自分は過呼吸になりやすく、その対策としては、
①日ごろから心拍を上げるインターバルをやっておく。
②スイム前のUPでJOGをやる(心拍を上げておく)。
③そしてスイムUPで水温に慣れる(低水温なら必須)。
が対策かと思います。が、今回はそうしたことを何もせず、スイムスタートを迎えることに…。
というのも今年1月の館山フルマラソン以来、左膝の痛みと付き合いながら膝に溜まった水を抜きしつつ
練習してきたので、もう完走できれば満足な心境でした。
そこでやったのがスタート2分前から潜水。繰り返しやって水温に慣れる事に専念しました。
そしてスタート。
スタート後はゆっくりとしたストロークと呼吸リズムを意識してガンガン泳ぎませんでした。
すると過呼吸にならずにリズムがつかめました。
結局これが功を奏し、泳ぎこんだ昨年より2分遅れの1:15でした
(ウエットスーツはswacchiのフルウエット)。
【バイク編】
バイクは2013モデルのニールプライド(BAYAMO)のアルテグラDi2の11速。
ホイルはGOKISOのクリンチャー。 洞爺湖のバイクコースは登りがキツく、自分が今迄で経験した中で
一番キツイです。ともかく長い登りの難所が多いので前半からガンガンいくと練習不足の人は後半まで持ちません。
今年の自分は昨年の練習量のほぼ半分。トルクで踏むと取り返しのつかないことになるのはわかってたので、
ケイデンス表示にして95~100回転/分を意識しました。
スプロケはF53-39、R12-28。特に長い登りは毎回インナーローでした。
洞爺湖のバイクエイドは全8箇所。
そのうち補給食(バナナやウイダーインゼリーなど)の取れるエイドはスペシャルエイドを入れて4箇所で、
しかも補給食を受け取る場合は停車して受け取らなければならないローカルルールがあります。
今年はバイクジャージだったので後ろのポケットに食べ切りサイズのウイロウを3本入れ
(預けたスペシャルエイドもウイロウ2本)、その他梅丹とショッツ、それに2RUNなどを組み合わせて
停車しての補給食は利用しないで走り切りました。(ボトルは走ったまま受け取れます。)
今年は曇り基調の天気でしたが、途中で少し雨が降ったと思ったら晴れて日差しも暑くなったりして、
体に水をかぶる暑い時間もありました。
自分の作戦はともかく膝の痛みが出ないようにするため、いつもより少し抑え気味にクランクを回転させました。
それが功を奏し6:33と昨年の6:36(雨でしたが)より速く帰れました。
【ラン編】
膝の故障を少しでも和らげるため、
今年のランシューズはBROOKSのピュアケイデンス3というサポートが必要な脚用モデルで挑みました。
ランコースは洞爺湖畔の片道10キロのコースを2往復するというコース。
一部アップダウンはあるが、ほぼフラットです。
エイドも往復中18箇所あり、バイクと比べ安心のエイド設定です。
しかし、やはりランに入ると左膝は着地の度にチクンと痛みがあり、苦痛との戦いでした。
本来なら自分はストライド走法なのでグイグイと腰高フォームで走りたいのですが、もう痛みを緩和するため、
すり足ピッチフォームで走りました。スペシャルエイドにはTOP10を預け、
これを携行しながらの補給はとてもよかった。
エイドでは止まって補給してましたが歩くことだけはしませんでした。
コースが往復なので参加した多くの仲間と途中ですれ違い、励ましあいました。
実は今回、制限時間内で完走できればいいと思って挑んだレースでした。
しかし、2往復目の復路の残り3キロくらいでスタートして12時間半なのがわかり、
このままちゃんと歩かないで行けば12時間台じゃん!?って思ったら気持ちのギアが入り
最後が一番速く走れました。
ランは4:49で走れ、トランジションタイムも含め12:52でフィニッシュラインを踏むことが出来ました。
結局のところ昨年の12:46より6分ビハインドの差でした。昨年の大雨と低温はあったとしても、
今年の膝の故障を考えれば、まとめられたと思います。
洞爺湖から3週間が経ちましたが、その後ラン練習はしてません。
走らないと痛みはなく水が溜まらず故障以前の状態に戻ってる気がしています。
膝の故障をこの秋に治すことができたら来年のことを考えようと思います。
でも、いつまでもアイアンマンでありたい・・・ですね。