cannibaljapan2016.04.11

前田凌輔選手 オーストラリア ゴールドコースト トライアスロン 強化合宿


前田凌輔選手 オーストラリア ゴールドコースト トライアスロン 強化合宿

2/4-3/18の日程でオーストラリア、ゴールドコーストで強化合宿を行いました。今回合宿を慣行するにあたり、たくさんの方に協力して頂きとても良い環境で生活、トレーニングすることができました。滞在していたところは、マイアミというゴールドコーストの中心街から10キロほど離れた落ち着いた町並みのところでした。家はシェアハウスで、全く知らない人との生活。僕が滞在している間も何人もの人が出入りしていて、静かな時間もたくさんありましたが、賑やかなときはとことん賑やかな家でした。食事はすべて自炊でしたが、トレーニング以外の時間は自由に使えたのでレシピを聞いたり、調べながらバランスも考えてしっかり栄養を摂れました。




トレーニング環境は、日本を出発する前に現地で生活している方に相談したり、CANNIBALの本社がゴールドコーストにあったので、そこの社長さんに相談していました。本社とはCANNIBAL JAPANのSwacchi店長、諏訪さんにやりとりして頂き、とても助かりました。
スイムはマイアミのオリンピックプール(長水路)でsquadに参加させてもらいました。ここのsquadは競泳、トライアスロン、ライフセービングの選手が混ざり合ってトレーニングをしています。日本にいるときはなかなか同じレベルくらい、上のレベルの選手と一緒に泳ぐ機会がないのですが、ここでは僕より速い人がたくさんいます。メニューによってはついていくので精一杯のものもあり、毎回とても良い刺激になりました。3種目の中で一番スイムがレベルアップできたと思います。







バイクはCANNIBAL社長さんに紹介して頂き、Gold Coast TriathleteのSteve Roony Coachingに参加させてもらいました。ここのチームもITUランキングトップ10に入っている選手や、アイアンマンで優勝している選手、一般のトライアスリート、サイクリストまでたくさんの方がいました。なので強度が上がるところはしっかりと上がり、疲労具合に合わせて調整しながらトレーニングができました。また日本人のはしり方とは違ったり、乗り方も大胆なのですが、繊細なところは繊細で、後ろをはしっているだけでも勉強になります。コーチのスティーブさんは、かつてロードレースのオーストラリアチャンピオンに何度も輝き、45歳?くらいになった今でもバリバリに乗れているすごい方です。どのようなトレーニングをすればレベルアップできるかもスティーブさんから学んで来れたので、それをこれからどのように組み入れていけるかも楽しみです。



ランはすべての行程、シングルトレーニングでした。チームに参加させてもらいやってもいいかなと思っていましたが、どのようなトレーニングを行うか不明でしたし、足の様子を見ながらしっかりとやっていきたかったので、このスタイルにしました。日本と季節は逆で真夏だったので、短めで強度を上げたトレーニングを軸に行いました。向こうに滞在している間は、ランの調子だけなかなか上がらず苦しい思いをしていましたが、それがあったからこそ学べたこともたくさんあり、日本に帰ってきてからのトレーニングに役立っています。



トレーニング環境以外は全くあてもなく現地入りしたので、知り合いはひとりもいない状態からのスタートでした。ですが運もよく、たくさんの親切な人に出会うことができました。生活環境もトレーニング環境も何も問題なく、むしろ日本での環境より良かったです。ひとつだけあげるとしたら、日本と同じような食事が摂れないことです。質の良いトレーニングを行うには、やはり食事はとても大切だと思うので、最優先で改善しなければいけない点です。というのも、ゴールドコーストには今年中にまた行きたいと思っています。向こうで知り合った人にも、また戻ってくると約束してきました。日本でのレーススケジュールや資金面など、様々な問題が出てくると思うので、簡単には敢行できないかもしれませんが、また敢行できるように日本での活動も精一杯やっていきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

2016年シーズンは、昨年より結果を求めたレースをしていきたいと思っております。まだまだ未熟者ですが温かく見守ってください。

オーストラリア強化合宿中に2つレースへ参戦致しました。
下記より、参戦レポートです。













3月13に日に「MOOLOOLABA TRIATHLON FESTIVAL」に参戦致しました。

SWIM 1500m (one way)
トランジッションから1500mくらい離れたところまで歩いていき、6:35スタート。
ウォーミングアップはなしなので、序盤は抑えめに、後半上げていこうと思ったのですが、全然上がりきらずサラーっと終わってしまいました。
スイムフィニッシュは2位。トランジッションまで500mくらい。

BIKE 40km (20km折り返し)
序盤はアップダウンがありますが、基本的にはフラットなコース。オージーはバイクが速いとわかっていたので、焦らず距離を保ち、離されないようについていくのが目標でした。ですが、3キロくらいから徐々に離されはじめ、後ろから来る選手にも抜かれ、その選手にもついていくことすらできずに離され…。行きだけで4人に抜かれました。
色々考えて力の限り踏んでいたのですが、何かが違うのでしょうね、うまく噛み合うことはありませんでした。小学生と高校生くらいの実力差があるんではないか、と考えたりも。
25キロあたりで足が終わりを迎え、そこからの長いこと長いこと。32-4km/hくらいしか出ていませんでした。
結局6人に抜かれて、ひとりメカトラだったので、7位でバイクフィニッシュ。

RUN 10km (2lap)
ランは丘みたいなのが1箇所あるだけでフラットなコース。
バイクでのことは一旦忘れることにして、気持ちはフレッシュにスタート。2キロくらいはまあまあのペースで走れていたと思いますが、徐々にペースが落ちていき…。バイクでもっていかれたせいで、お尻がもうとれるんじゃないかってくらい痛かったです(笑)なかなかペースも上げられず、日射しがすごく暑かったので、水分だけはしっかり補給して、タレることはありませんでしたが…ランも遅かったです。
7位でフィニッシュ。

いつもドラフティングレースでいかに楽をしているのかを、しみじみと感じました。ドラフティングレースでは足を残せていると思っていましたが、外人選手はさらに足が残っているんだな、と思いました。国内でもエイジのレースなどに出て、自分の力でしっかり走りきれるようにしないとダメですね!もちろんラン、スイムの強化も。
こてんぱんにやられはしましたが、楽しいレースでした。

MOOLOOLABA TRIATHLON FESTIVA
リザルト http://www.multisportaustralia.com.au/Home/QuickResults?clientId=1&raceId=1455&raceName=Mooloolaba+Triathlon+Festival
HP http://ap.ironman.com/triathlon/events/asiapac/multisports/mooloolaba.aspx
Facebook https://www.facebook.com/MooTri/











3月5日 TwinTowns TriClub race

地元のTwinTowns TriClubで毎週行われている、レースに参加することになりました。
S:500m B:14.8km R:4.5km
開催場所は、Banora Pointということです。 今朝は今年初レース!…かと思ったのですが、予想していたとおりザ・ローカルな感じでした。 ちびっこから年配の方まで、誰でも参加できて、練習会のような感じですかね。 スイムは長水外プール。決められたら時間になったら、自分で時計を見てスタート。 計測係なんてもちろんいません。 バイクも規制のされていないアップダウンばかりの道を普通にはしる。 ランも折り返しに人は立っておらず、トータルタイムなど結果が出るわけでもありません。 長くても1時間半くらいあれば終わります。2セットくらいやると、ちょうど良いですかね でも何より楽しかったので良かったです。

Twin Towns Triathlon
http://www.twintownstriathlon.org.au/


前田凌輔