cannibaljapan2016.05.17

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 2016 Taizhou ASTC Triathlon Asian Cup レースレポート

2016 Taizhou ASTC Triathlon Asian Cup 2016.5.13. 前田凌輔

今シーズン2戦目のレース。先週のアジア選手権でよい流れをつくれていたので、今回は自身をもってレースに挑むことができました。ショートの連戦はまだ慣れていなかったので、若干悩む点もありましたが、レース当日にはコンディションも合わせることができました。

今回のレース目標は、150pt以上のITUポイント獲得。レース内容としては、スイムから先行して、バイクでは少人数の逃げ集団を形成、ランは最後まで粘りきる。スイム、バイクで、アドバンテージを作れる可能性があるならばそれを実行し、長所を最大限に生かしたレーススタイルを自分の中に定着させていく、というものです。
ですが、今回はそのレーススタイルに100%自身を持てていなかったからか、バイクで周回を重ねていくごとに集団の人数が増えていく、という状況を奪回することができませんでした。
そのせいでラン勝負になってしまい、今の自分の良さを出すこともできませんでした。

レース後に内容を振り返ってみても、あの時どのようなアクションを起こしたら良かったのかわかりません。
経験者に相談するというのもひとつの手かもしれませんが、こればかりはこれからたくさんのレースに出場していき、
いろいろなバリエーションのレースをし、自ら経験を積んでいくのが一番良いと感じています。
そして、どのような展開になり、ハプニングが起こったとしても、瞬時に良い方向へと判断し、行動に移せるように。
今は、チャレンジして失敗したとしても、失うものなどまだまだないと思うので、怯えることなくチャレンジしていきます。

使用レースギア
・トライスーツ : Cannibal カスタムウェア
・バイク    : BMC TMR02
・ホイール   : GOKISO 38mm クリンチャー
・ランシューズ : asics LYTERACER RS4
・補給食    : TOP SPEED ドリンク、ウルトラミネラルタブレット

リザルト 9位 http://www.triathlon.org/results/result/2016_taizhou_astc_triathlon_asian_cup/282287



Taizhou ASTC Triathlon Asian Cup,CHNに出場しました。結果から言うと、9位。表彰台、優勝を狙っていただけに、
悔しい結果に終わりました。ですが、今回のレースで得たこともあります。

SWIM 1500m (750m×2lap)
スタート位置は1stブイまで直線でいける、真ん中辺りをチョイス。スタートもうまく抜けることができ、
バトル、ストレスもなく1周目をトップで上がり、2周目へ。
すぐ後ろに中国の選手が来ており、スピードものっていたので、後ろに下がり体力を温存することに。
楽すぎず、キツすぎずのペースで2周目をきっちり泳いでくれて、余裕ももってスイムフィニッシュできました。
…少し速かったので、前に出れなかったのですが。



BIKE 40km (10km×4lap)
どフラットな直線ばかりのコース。バイクの乗り出しはトップで、後続も途切れることなく連なっていたので、
はじめからガンガン踏んで集団をできるだけ小さくすることに。それはうまくいったのですが、中々集団が思うように機能せず、半周過ぎあたりで後続集団に追いつかれる。
その後も中国の選手の自由な動きでペースの上げ下げが激しく、3周目にはさらに後ろの集団にも追いつかれてしまいました。あのような展開になった場合、まだどのように動いてたらいいのかわかりません…実力だけでなく、頭を使った乗り方も学んでいかないと自分の思うようなレースにもっていけないので、今後の課題です。
バイクは足を溜めて溜めて、ラン勝負に賭けてみることに。

RUN 10km (2.5km×4lap)
30mくらいのすごく急なブリッジが1周で4箇所ある少し変わったコース。
走り出しは良く、集団の中で少し余裕をもちながら走れましたが、半周あたりでペースアップがあり、それに反応できるだけの走力がまだまだ足りませんでした。離れはしましたが、離されたメンバーで一定の距離を保ちながら、粘って粘って。2周目中盤あたりで、そのメンバーからも少しずつ離されてしまい、あと一歩のところがつききれませんでした。
3周目中盤あたりからペースを上げることができ、前だけを見て1つでも順位を上げるべく、前を追いましたが2周目~3周目でついてしまった差を埋めることができず、9位でフィニッシュ。

バイクでもっとアクティブに動いていれば、集団の人数も絞れて、順位ももう少し上げれたかもしれません。
反対にランで足が残っておらず、さらに順位が下がっていたかもしれません。
もっとたくさんのレースに出場し、どのような展開でも自分のレースにもっていけるような、経験を積む必要あるなと感じました。
次のレースまで少し期間が空くので、しっかりトレーニングでベースアップをしていきたいと思います!

6/5 第70回国民体育大会「2016希望郷いわて国体」愛知県代表選考会です。

応援ありがとうございました。