cannibaljapan2016.06.19
キャンニバル ジャパン アスリート ライフセーバー 西山 俊 第29回全日本ライフセービング種目別選手権大会 レポート
こんにちは!ライフセーバーの西山俊です!
先週末の6月10・11日に、福井県高浜町・若狭和田海岸にて
「第29回全日本ライフセービング種目別選手権大会」
が行われました!そのご報告をさせていただきます!
契約スポンサー
・スイムウェア : キャンニバルジャパン
・サングラス : DNAoptics
・Wi-Fi機器 : グローバルWi-Fi
・パドル : ベネットパドルジャパン
今大会は、7月に行われる国内唯一の国際大会「三洋物産インターナショナルライフセービングカップ2016」
9月にオランダで行われる「ライフセービング世界選手権 RESCUE2016」
の日本代表選手の選考レースとなっていました。
会場である若狭和田海岸は、福井県の中央に位置するビーチで、
「ブルーフラッグ」という海の安全や環境保全に関する認可をアジアで初めて取得した、
現在とても注目されているビーチです。
ビーチの周りは湾の中の湾となっていたので、波や風がほとんど入ってこず、
海はとても落ち着いたコンディションでの大会となりました。
また、今までにないほど遠浅のビーチとなっており、とにかく走る!レースとなりました。
沖約120m付近に位置するカラーブイ付近も足がつくため、ランになります。
僕が出場したのは
■オーシャンマン
■サーフレース
■スキーレース
■ボードレース
の4種目。
多種目に出場し、とてもハードでタイトなスケジュールのレースとなりました。
【大会1日目】
決勝レースは行われず、各種目の予選、準々決勝、準決勝が行われました。
無事に予選を通過していくも、ボードレースにおいては、不安定な姿勢で走った事による
股関節の違和感を感じ、他の種目の事も考え準々決勝で棄権しました。
【大会2日目】
あまりに遠浅だったため通常のレースを行う事が困難だったこともあり、
レースエリアが少し変わり、初日の半分も走らないようなコンディションで、
一つ一つ決勝レースを行っていきました。
まずは【サーフレース】
沖約170m先にあるブイを泳いで回って帰ってくるレースです。
スタート直後から抜け出し、終始レースをリード。レース後半で後続を突き放し、優勝することができました。
オーストラリアでのスイムトレーニングと
帰国してからの母校の大学水泳部での追い込み練習の成果が身を結ぶ結果となりました。
これまでサーフレースは長年出場していたものの、実は初優勝なので、とても嬉しいです!
レース最後のランニング
そして【サーフスキーレース】
こちらは沖約300m先のブイをサーフスキーで漕いで回って帰るレース。
良いスタートを決め3位の位置に付けていたものの、
レース序盤ですぐ乳酸が溜まってきてしまい、ゾロゾロと抜かれていき6位まで落ちていき。。。
レース後半は気合の漕ぎで巻き返したものの結果は4位。表彰台を逃してしまいました。
サーフレース直後で、クールダウンが不足していたのだと思います。
しかし、どんな状況でも絶対に負けない圧倒的実力が必要だと実感した種目でした。
5.8mのサーフスキーとパドルを使ってレースする一番パワーを必要とする競技。
そして僕が得意とする【オーシャンマン】
泳ぐ・漕ぐ・走ると総合力が求められる種目です。
僕がライフセービング競技にのめり込んだ一番の理由がこの種目への憧れで、
僕はこの種目で勝つ事にとにかくこだわっています。
今大会の競技順は、ボード→スキー→スイム。各種目の間は、ランニングで繋ぎます。
この種目は、順番は大会毎にくじ引きで決定します。
スイムが得意な僕としては、スイムが最後に来る事は、すごくアドバンテージで、
落ち着いてレースができると予想していました。
最初の種目、ボードではスタートで出遅れました。2~3番目付近に位置していたものの、
中盤あたりから抜け出し、トップでサーフスキーへ。
ボードからトップでレースをリードし、サーフスキーへ
しかしサーフレースで僕が優勝した直後だったこともあり、
「スイムで西山に前に行かせてはいけない」という他選手の思惑もあってか、
サーフスキーはとてもハイペースなレース展開となりました。
昨年の全日本選手権のこの種目で2位となった園田選手もその想いでいたようで、
僕よりも体ひとつ前に出た状態で最後のスイムへ。
スキーで体ひとつ、前に出られてしまいました。
しかし僕は、得意のスイムを控え、落ち着いた状態でスイムへと入ることができていました。
泳ぎだしてからすぐに園田選手を捉えトップに戻り、そのまま徐々に差を離して優勝!
昨年に続き今大会で2連覇と成し遂げました!^^
園田選手と最後のデッドヒート。最後のランは心臓が破れるように苦しいです。
オーストラリアとは全く違うフラットなコンディションの中でのレースということで、
少し不安な気持ちがあった中での大会となりましたが、まずは2冠。
なかでも勝ちにこだわっているオーシャンマンで2連覇できたことにホッとしました。
ただ、反省点は、圧倒的な優勝をしたかったです。
なぜならば、僕は今、日本で一番恵まれた環境でトレーニングしているからです。
スキーレースでも、ボードレースでも出場するすべての種目で日本一にならなければ、
世界と戦う事はできないのかなと。
これはこれからも自分への課題です。
まだまだ強くなるためにトレーニングを積んでいきたいと思います。
オーシャンマン表彰式
たくさんのご声援ありがとうございました。
これかもどうぞ、よろしくお願いいたします!
使用スイムウエア:キャンニバル ECOジャーマー パワーライクラ Sサイズ
着用感:撥水性があり水の抵抗を減らしつつも、十分に伸縮する素材のおかげで
ランニングの際もストレスがありません。今大会のように、遠浅でランの距離が長くなるようなレースには
もってこいの水着であったと感じています。
また、適度な着圧が大腿部の運動時の疲労を軽減する効果も感じているので、
普段のトレーニングから常に使用しています。
名前:西山 俊(にしやま しゅん)1988年生まれ 現在27歳
身長:176cm 体重:77kg
所属チーム:湯河原ライフセービングクラブ(Yugawara L.S.C)
西山 俊 選手 Shun Nishiyama
HP http://shun-nishiyama.com/
Facebook https://www.facebook.com/shunnishiyama0933?fref=photo
Instagram https://www.instagram.com/shuuun__nishiyama/
2016年主な成績
☆全日本ライフセービング・プール競技選手権大会
■100mマネキントゥ・ウィズフィン 54.44 優勝
■100mマネキンキャリー・ウィズフィン 49.38 優勝(大会新)
☆全豪選手権 AUSSIES2016
■サーフレース 準決勝敗退
■24歳以上サーフレース 決勝20位
☆神奈川県ライフセービング選手権大会
■サーフレース 優勝
■オーシャンマン 優勝
☆全日本ライフセービング種目別選手権大会
■オーシャンマン 優勝
■サーフレース 優勝
2015年主な成績
☆ISAパドルボード世界選手権出場
☆全日本ライフセービング種目別選手権
■オーシャンマン優勝
☆サンヨーカップ日本代表
☆サーフチャレンジ日本代表キャプテン
☆全日本ライフセービング選手権大会
■オーシャンマン 優勝
☆オレンジ・ジャーマンカップ日本代表
2014年主な成績
☆2014 ライフセービング世界選手権(フランス) 出場
☆2014年全日本ライフセービングプール競技選手権大会
■100mマネキンキャリーウィズフィン 優勝(日本新記録)
■100mマネキントゥ・ウィズフィン 優勝(日本新記録)
2013年主な成績
☆2013年全日本ライフセービング選手権大会
■オーシャンマン 準優勝
■レスキューチューブレスキュー 優勝
こんにちは!ライフセーバーの西山俊です!
先週末の6月10・11日に、福井県高浜町・若狭和田海岸にて
「第29回全日本ライフセービング種目別選手権大会」
が行われました!そのご報告をさせていただきます!
契約スポンサー
・スイムウェア : キャンニバルジャパン
・サングラス : DNAoptics
・Wi-Fi機器 : グローバルWi-Fi
・パドル : ベネットパドルジャパン
今大会は、7月に行われる国内唯一の国際大会「三洋物産インターナショナルライフセービングカップ2016」
9月にオランダで行われる「ライフセービング世界選手権 RESCUE2016」
の日本代表選手の選考レースとなっていました。
会場である若狭和田海岸は、福井県の中央に位置するビーチで、
「ブルーフラッグ」という海の安全や環境保全に関する認可をアジアで初めて取得した、
現在とても注目されているビーチです。
ビーチの周りは湾の中の湾となっていたので、波や風がほとんど入ってこず、
海はとても落ち着いたコンディションでの大会となりました。
また、今までにないほど遠浅のビーチとなっており、とにかく走る!レースとなりました。
沖約120m付近に位置するカラーブイ付近も足がつくため、ランになります。
僕が出場したのは
■オーシャンマン
■サーフレース
■スキーレース
■ボードレース
の4種目。
多種目に出場し、とてもハードでタイトなスケジュールのレースとなりました。
【大会1日目】
決勝レースは行われず、各種目の予選、準々決勝、準決勝が行われました。
無事に予選を通過していくも、ボードレースにおいては、不安定な姿勢で走った事による
股関節の違和感を感じ、他の種目の事も考え準々決勝で棄権しました。
【大会2日目】
あまりに遠浅だったため通常のレースを行う事が困難だったこともあり、
レースエリアが少し変わり、初日の半分も走らないようなコンディションで、
一つ一つ決勝レースを行っていきました。
まずは【サーフレース】
沖約170m先にあるブイを泳いで回って帰ってくるレースです。
スタート直後から抜け出し、終始レースをリード。レース後半で後続を突き放し、優勝することができました。
オーストラリアでのスイムトレーニングと
帰国してからの母校の大学水泳部での追い込み練習の成果が身を結ぶ結果となりました。
これまでサーフレースは長年出場していたものの、実は初優勝なので、とても嬉しいです!
レース最後のランニング
そして【サーフスキーレース】
こちらは沖約300m先のブイをサーフスキーで漕いで回って帰るレース。
良いスタートを決め3位の位置に付けていたものの、
レース序盤ですぐ乳酸が溜まってきてしまい、ゾロゾロと抜かれていき6位まで落ちていき。。。
レース後半は気合の漕ぎで巻き返したものの結果は4位。表彰台を逃してしまいました。
サーフレース直後で、クールダウンが不足していたのだと思います。
しかし、どんな状況でも絶対に負けない圧倒的実力が必要だと実感した種目でした。
5.8mのサーフスキーとパドルを使ってレースする一番パワーを必要とする競技。
そして僕が得意とする【オーシャンマン】
泳ぐ・漕ぐ・走ると総合力が求められる種目です。
僕がライフセービング競技にのめり込んだ一番の理由がこの種目への憧れで、
僕はこの種目で勝つ事にとにかくこだわっています。
今大会の競技順は、ボード→スキー→スイム。各種目の間は、ランニングで繋ぎます。
この種目は、順番は大会毎にくじ引きで決定します。
スイムが得意な僕としては、スイムが最後に来る事は、すごくアドバンテージで、
落ち着いてレースができると予想していました。
最初の種目、ボードではスタートで出遅れました。2~3番目付近に位置していたものの、
中盤あたりから抜け出し、トップでサーフスキーへ。
ボードからトップでレースをリードし、サーフスキーへ
しかしサーフレースで僕が優勝した直後だったこともあり、
「スイムで西山に前に行かせてはいけない」という他選手の思惑もあってか、
サーフスキーはとてもハイペースなレース展開となりました。
昨年の全日本選手権のこの種目で2位となった園田選手もその想いでいたようで、
僕よりも体ひとつ前に出た状態で最後のスイムへ。
スキーで体ひとつ、前に出られてしまいました。
しかし僕は、得意のスイムを控え、落ち着いた状態でスイムへと入ることができていました。
泳ぎだしてからすぐに園田選手を捉えトップに戻り、そのまま徐々に差を離して優勝!
昨年に続き今大会で2連覇と成し遂げました!^^
園田選手と最後のデッドヒート。最後のランは心臓が破れるように苦しいです。
オーストラリアとは全く違うフラットなコンディションの中でのレースということで、
少し不安な気持ちがあった中での大会となりましたが、まずは2冠。
なかでも勝ちにこだわっているオーシャンマンで2連覇できたことにホッとしました。
ただ、反省点は、圧倒的な優勝をしたかったです。
なぜならば、僕は今、日本で一番恵まれた環境でトレーニングしているからです。
スキーレースでも、ボードレースでも出場するすべての種目で日本一にならなければ、
世界と戦う事はできないのかなと。
これはこれからも自分への課題です。
まだまだ強くなるためにトレーニングを積んでいきたいと思います。
オーシャンマン表彰式
たくさんのご声援ありがとうございました。
これかもどうぞ、よろしくお願いいたします!
使用スイムウエア:キャンニバル ECOジャーマー パワーライクラ Sサイズ
着用感:撥水性があり水の抵抗を減らしつつも、十分に伸縮する素材のおかげで
ランニングの際もストレスがありません。今大会のように、遠浅でランの距離が長くなるようなレースには
もってこいの水着であったと感じています。
また、適度な着圧が大腿部の運動時の疲労を軽減する効果も感じているので、
普段のトレーニングから常に使用しています。
名前:西山 俊(にしやま しゅん)1988年生まれ 現在27歳
身長:176cm 体重:77kg
所属チーム:湯河原ライフセービングクラブ(Yugawara L.S.C)
西山 俊 選手 Shun Nishiyama
HP http://shun-nishiyama.com/
Facebook https://www.facebook.com/shunnishiyama0933?fref=photo
Instagram https://www.instagram.com/shuuun__nishiyama/
2016年主な成績
☆全日本ライフセービング・プール競技選手権大会
■100mマネキントゥ・ウィズフィン 54.44 優勝
■100mマネキンキャリー・ウィズフィン 49.38 優勝(大会新)
☆全豪選手権 AUSSIES2016
■サーフレース 準決勝敗退
■24歳以上サーフレース 決勝20位
☆神奈川県ライフセービング選手権大会
■サーフレース 優勝
■オーシャンマン 優勝
☆全日本ライフセービング種目別選手権大会
■オーシャンマン 優勝
■サーフレース 優勝
2015年主な成績
☆ISAパドルボード世界選手権出場
☆全日本ライフセービング種目別選手権
■オーシャンマン優勝
☆サンヨーカップ日本代表
☆サーフチャレンジ日本代表キャプテン
☆全日本ライフセービング選手権大会
■オーシャンマン 優勝
☆オレンジ・ジャーマンカップ日本代表
2014年主な成績
☆2014 ライフセービング世界選手権(フランス) 出場
☆2014年全日本ライフセービングプール競技選手権大会
■100mマネキンキャリーウィズフィン 優勝(日本新記録)
■100mマネキントゥ・ウィズフィン 優勝(日本新記録)
2013年主な成績
☆2013年全日本ライフセービング選手権大会
■オーシャンマン 準優勝
■レスキューチューブレスキュー 優勝