cannibaljapan2016.07.12

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 ITUトライアスロンアジアカップ(2016大阪) レースレポート



ITUトライアスロンアジアカップ(2016大阪)  2016.7.10. 前田凌輔

今シーズン一度しか出場予定のないスプリントレースだったので、
とてもわくわくしながらレース当日を迎えました。
今シーズン4戦目ですが、これまでコンディションが悪かったレースはなく、調整も自信を持って行えました。


使用レースギア
・トライスーツ : Cannibal カスタムウェア
・バイク    : BMC TMR02
・ホイール   : GOKISO 38mm クリンチャー
・ランシューズ : asics GEL DS RACER 11
・ボトル    : グリコ、powerbarスクイズボトル
・補給食    : TOP SPEED ドリンク、ウルトラミネラルタブレット
          グリコ BCAA、EXTRA OXYUP (レース前)
          ホエイプロテイン チョコレート味 (レース後)

リザルト 10位 http://www.osaka-triathlon.com/maishima/pdf/16osaka_asiancup_results.pdf




前日までは雨が降っていましたが、当日は朝から天気もよく、気温も上がっていたので
体調には特に気を配りながらウォーミングアップ開始。
体もよく動いていたので、ウォーミングアップの時間も調節しながら、スタート前はのんびり過ごしました。

スイムはフローティングスタート。
レースナンバーが若い、スイムが速い選手の流れにのれないのも嫌だったので、
順当に沖側から13番目のポジションからいくことに。それが裏目に出てしまい、
うまく抜け出すことができずに50mほどバトルに巻き込まれる。
これはいけないやつだと判断し、沖の方にスペースがあったのでそっちに回避して、
前方を確認するとすでに先頭と25mほど差が広がっており、自分は15-20番目あたり。
そこから少しずつペースを取り戻して300m先くらいの1stブイを回るときには10番手あたりに。
そこからさらにポジションをあげていこうと思ったが、周りのペースも速かったので、
上陸までポジションは変わらず。10位でスイムアップ。



PHOTO:Satoshi Takasaki/JTU


バイクはまあまあ大きい橋を計8回上り下りするタフなコース。
トランジッションを出て、前の6人くらいと少し差が開いていたので
乗り出しから高パワーでいくとすぐに追いつき、ペースを落とすことなく周りの選手と共に
さらにペースをあげて集団の人数をできるだけ減らす。
1回目の橋を終えたところで、集団を確認すると日本人8人、海外勢6人の14人。
これは多すぎる。後続集団との差は30秒くらい。半数くらいの選手が少人数で逃げたかったらしく、
しばらくアタック合戦が続く。
3周目が半分過ぎたあたりで集団が少し落ち着きかけたので、
古谷選手とさらにアタックをしかけたがうまくきまらず、結局最後までこう着状態に。
だが、ペースアップや落者の影響で10人にまで集団の人数は減っていた。
今回は全員が逃げに敏感になっており、アタックがかからないときは少しペースが落ち、
アタックがかかると全員が追う感じ。



バイクが終了し、2番手でトランジッションに入るが少しもたついてしまい、4番目でランスタート。
ランは行きが上り基調、帰りは下り基調の3lap。
走り出しはいつもどおり問題なし。ひとりを除く海外勢は、
バイクで見た目以上に足をつかっていたみたいで、思っていたよりスピードがない。
1lap目の折り返しでNZLの3選手に追いつかれ、この時点で4位争いの集団。
前はひとりAUSが抜け出ており、その後ろに古谷選手、谷口選手。
2lap目に入りNZLのふたりが少しペースアップして、そこについていこうとしたがスピードが全然上がらない。
残されたNZLの選手とできるだけ離されないように追走する。
2lapを終えて2位争いをしているふたりとも15秒ほどしか離れていないように見えた。
そのふたりには届かないものの、このまま粘れば4位争いのスプリント勝負まで持ち込めると思い、
ペースも少し上がる。
しかし、3lap目に入ったところで突然粘れなくなってしまい、ペースも一気に落ちてしまう。
何とか粘ろうとするが、後続集団から来たAUS、NZLの選手にまで抜かれてしまうがついていくことすらできない。
そのまま10位でレースを終えた。




今回はスプリントレースなので、最後まで振り絞って、
よい順位でレースを終えられると思っていましたが、振り絞ることすらできませんでした。
バイクで逃げることができなかったのもありますが、ランで勝負できなったのが特に悔しいです。
応援して頂いているのに、それに答えることが全然できていないことが一番悔しいですが。
いけるはずだったのにいけなかった、その原因がトレーニングが足りないのか、
メンタルが弱かったのか、今はまだわかりませんが必ず改善して、今後のレースに挑んでいきます。


応援ありがとうございました。