cannibaljapan2016.07.18
キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手ASTCトライアスロンアジアカップ(2016/シンガポール) レースレポート
2016 Singapore ASTC Triathlon Asian Cup 2016.7.17. 前田凌輔
今回はレース3日前から移動し、レースまで2日間現地で調整してレースを迎えました。
気候は曇っていたり、雨だったりで、日本より少し涼しいくらいでしたが、
レース当日はうって変わって晴天になり、1週間前の大阪大会より暑くなりました。
ですが、日本8月の猛暑に比べれば大したことはなかったので、戸惑うことなく過ごせました。
使用レースギア
・トライスーツ : Cannibal カスタムウェア
・バイク : BMC TMR02
・ホイール : GOKISO 38mm クリンチャー
・ランシューズ : asics GEL DS RACER 11
・ボトル : グリコ、powerbarスクイズボトル
・補給食 : TOP SPEED ドリンク、ウルトラミネラルタブレット
グリコ BCAA、EXTRA OXYUP (レース前)
ホエイプロテイン チョコレート味 (レース後)
リザルト 11位 http://www.triathlon.org/results/result/2016_singapore_astc_triathlon_asian_cup/282299
レース当日、ウォーミングアップをしたときのコンディションは正直よくありませんでした。
昨年の台湾でのアジア選手権と同じような感じ。ですが、そのときにすでにこのコンディションのときは
どのように動いてスタートラインに立てば良いか学んでいたので、
万全ではないもののできる限りベストなコンディションをつくることができました。
目標のレース展開としては、コンディション的にガンガン攻めていける状態ではないので、
スイム、バイクでできるだけ体力を温存しランでいけるところまでいく。
3種目共、イーブンペースで押していけばいけないことはないので、常に冷静に。
ビーチスタート。750m×2lapだが、上陸はなし。
スタートは若い番号から順に詰めた、レースナンバーの12番をセレクト。
ホーンが鳴って一気に駆け出し、少しスプリントをしたら、割と簡単に抜け出せた。
抜け出せるときと、抜け出せないときの差が、まだいまいちよくわからない…。
左右にも抜け出ている選手がいたので、様子を見ながら200mほどいくと、
右の選手が下がっていったから、左の選手の後ろについて2番手をキープ。
1周目の後半で先頭と3番手の先頭が入れ替わったものの、
先頭はそれほど上げている感じでもなかったから、余裕をもって泳げていた。
そのまま1周を終え、2周目の300m地点くらいで、自然と先頭になってしまったが、
まだ余裕があったので、少しペースを上げる。
このペースを上げたせいで、かなりキツくなったが、
バイクはなるべく少人数でいきたかったから、我慢。
4番目以降と2秒差でスイムアップ。
バイクは6km×7lapの42km。
公園の中のサイクリングロードなので、道幅が狭いところが何箇所かあり、
一般の人も普通に入れてしまうコース。もし人がいたときは、声をかけてコースから出てもらう感じ。
ラップされた人もDNFにならないので、そこも声をかけながら。
乗り出してから少しいくと、2人だけになっており、後ろから必死で追ってくる様子もなく
集団を形成してゆっくり追ってくる。
今日のコンディションで2人で逃げるのはかなり厳しかったので、
ペースを上げることなく後ろの集団を待つことに。
折り返しで追いつかれ、11人の集団を形成。ここからは後ろにつく選手を選んだり、
何回かローテーションから外れたりしながら、足を温存することだけを考える。
通常であればかなり余裕で乗れるペースではしっていたが、今日はそのペースが少しキツい。
集団もペースを上げる雰囲気がなく、後続集団とかなり差がついていると勝手に思っていた。
しかし、5lap目くらいで、気づいたら追いつかれた。20人くらいの集団になる。
これはかなり誤算だったが、状況を落ち着いて把握してレースを進める。
ボトルを2本差していたが、手が滑ってしまい1本を落としてしまった。脱水が不安だったが、
同じ集団にいた桶谷選手に水を少しわけてもらい、その心配はなくなった。
残り4kmくらいになり少しずつ、集団の中でのポジションをあげていき、バイクフィニッシュは3番目。
ランスタートはトップ。
ランは2.5km×4lapのほぼフラットコース。
後ろからくる選手に抜かれていくが、このペース以上上げてしまうと、
一気にペースダウンしてしまうので、自分のペースをしっかり守る。
だが、それでもペースが落ちてしまい、1lap目を折り返してから、
すでにjogくらいのペースになってしまう。
気温が高かったので、水分はしっかりとりながら、気持ちを一回リセットさせる。
2lap目は何回かペースを上げようとしたが、上がらず、
3lap目に入ってようやく少しずつペースを取り戻す。
この1周半で前とかなり離されてしまったので、少しずつでいいから前を追い始める。
だんだんと前との差が詰まっていくのが確認でき、さらにペースを上げる。
30-40秒ほど前をいく桶谷選手が確認できたので、最低でもあそこまでは追いつこうと決め、
なんとかペースを保ちながら、ゴール前300mくらいで捉えることができ、
そのままフィニッシュ。11位。
今シーズン6戦目になりますが、コンディションが合わせられなかったのは初めてです。
コンディションをしっかり合わせられていたら、もっと違った展開のレースができたと思うので、
すごく悔しいです。
ランでも後半上げられるのであれば、前半からもっと粘っていけるということなので、
そこも改善しなければいけません。
今回もスイムとバイクではそこそこの位置でレースができていたので、
やはりランのベースアップが今後一番のカギになってきます。
次のレースは9月中盤のU23世界選手権と、しばらく間が空きます。
シーズン中の貴重なトレーニングが積んでいける期間なので、
少しずつでも改善点をクリアしていけるようにしていきます。
応援ありがとうございました。
2016 Singapore ASTC Triathlon Asian Cup 2016.7.17. 前田凌輔
今回はレース3日前から移動し、レースまで2日間現地で調整してレースを迎えました。
気候は曇っていたり、雨だったりで、日本より少し涼しいくらいでしたが、
レース当日はうって変わって晴天になり、1週間前の大阪大会より暑くなりました。
ですが、日本8月の猛暑に比べれば大したことはなかったので、戸惑うことなく過ごせました。
使用レースギア
・トライスーツ : Cannibal カスタムウェア
・バイク : BMC TMR02
・ホイール : GOKISO 38mm クリンチャー
・ランシューズ : asics GEL DS RACER 11
・ボトル : グリコ、powerbarスクイズボトル
・補給食 : TOP SPEED ドリンク、ウルトラミネラルタブレット
グリコ BCAA、EXTRA OXYUP (レース前)
ホエイプロテイン チョコレート味 (レース後)
リザルト 11位 http://www.triathlon.org/results/result/2016_singapore_astc_triathlon_asian_cup/282299
レース当日、ウォーミングアップをしたときのコンディションは正直よくありませんでした。
昨年の台湾でのアジア選手権と同じような感じ。ですが、そのときにすでにこのコンディションのときは
どのように動いてスタートラインに立てば良いか学んでいたので、
万全ではないもののできる限りベストなコンディションをつくることができました。
目標のレース展開としては、コンディション的にガンガン攻めていける状態ではないので、
スイム、バイクでできるだけ体力を温存しランでいけるところまでいく。
3種目共、イーブンペースで押していけばいけないことはないので、常に冷静に。
ビーチスタート。750m×2lapだが、上陸はなし。
スタートは若い番号から順に詰めた、レースナンバーの12番をセレクト。
ホーンが鳴って一気に駆け出し、少しスプリントをしたら、割と簡単に抜け出せた。
抜け出せるときと、抜け出せないときの差が、まだいまいちよくわからない…。
左右にも抜け出ている選手がいたので、様子を見ながら200mほどいくと、
右の選手が下がっていったから、左の選手の後ろについて2番手をキープ。
1周目の後半で先頭と3番手の先頭が入れ替わったものの、
先頭はそれほど上げている感じでもなかったから、余裕をもって泳げていた。
そのまま1周を終え、2周目の300m地点くらいで、自然と先頭になってしまったが、
まだ余裕があったので、少しペースを上げる。
このペースを上げたせいで、かなりキツくなったが、
バイクはなるべく少人数でいきたかったから、我慢。
4番目以降と2秒差でスイムアップ。
バイクは6km×7lapの42km。
公園の中のサイクリングロードなので、道幅が狭いところが何箇所かあり、
一般の人も普通に入れてしまうコース。もし人がいたときは、声をかけてコースから出てもらう感じ。
ラップされた人もDNFにならないので、そこも声をかけながら。
乗り出してから少しいくと、2人だけになっており、後ろから必死で追ってくる様子もなく
集団を形成してゆっくり追ってくる。
今日のコンディションで2人で逃げるのはかなり厳しかったので、
ペースを上げることなく後ろの集団を待つことに。
折り返しで追いつかれ、11人の集団を形成。ここからは後ろにつく選手を選んだり、
何回かローテーションから外れたりしながら、足を温存することだけを考える。
通常であればかなり余裕で乗れるペースではしっていたが、今日はそのペースが少しキツい。
集団もペースを上げる雰囲気がなく、後続集団とかなり差がついていると勝手に思っていた。
しかし、5lap目くらいで、気づいたら追いつかれた。20人くらいの集団になる。
これはかなり誤算だったが、状況を落ち着いて把握してレースを進める。
ボトルを2本差していたが、手が滑ってしまい1本を落としてしまった。脱水が不安だったが、
同じ集団にいた桶谷選手に水を少しわけてもらい、その心配はなくなった。
残り4kmくらいになり少しずつ、集団の中でのポジションをあげていき、バイクフィニッシュは3番目。
ランスタートはトップ。
ランは2.5km×4lapのほぼフラットコース。
後ろからくる選手に抜かれていくが、このペース以上上げてしまうと、
一気にペースダウンしてしまうので、自分のペースをしっかり守る。
だが、それでもペースが落ちてしまい、1lap目を折り返してから、
すでにjogくらいのペースになってしまう。
気温が高かったので、水分はしっかりとりながら、気持ちを一回リセットさせる。
2lap目は何回かペースを上げようとしたが、上がらず、
3lap目に入ってようやく少しずつペースを取り戻す。
この1周半で前とかなり離されてしまったので、少しずつでいいから前を追い始める。
だんだんと前との差が詰まっていくのが確認でき、さらにペースを上げる。
30-40秒ほど前をいく桶谷選手が確認できたので、最低でもあそこまでは追いつこうと決め、
なんとかペースを保ちながら、ゴール前300mくらいで捉えることができ、
そのままフィニッシュ。11位。
今シーズン6戦目になりますが、コンディションが合わせられなかったのは初めてです。
コンディションをしっかり合わせられていたら、もっと違った展開のレースができたと思うので、
すごく悔しいです。
ランでも後半上げられるのであれば、前半からもっと粘っていけるということなので、
そこも改善しなければいけません。
今回もスイムとバイクではそこそこの位置でレースができていたので、
やはりランのベースアップが今後一番のカギになってきます。
次のレースは9月中盤のU23世界選手権と、しばらく間が空きます。
シーズン中の貴重なトレーニングが積んでいける期間なので、
少しずつでも改善点をクリアしていけるようにしていきます。
応援ありがとうございました。