cannibaljapan2016.07.22

キャンニバルジャパンアスリート 谷 新吾選手 第36回全日本トライアスロン皆生大会  レースレポート



第36回全日本トライアスロン皆生大会 2016.7.17. 所属:タチバナ接骨院、西京味噌 谷新吾

7月17日に開催された「第36回全日本トライアスロン皆生大会」において
谷新吾は、総合3位入賞を獲得しました。




また昨年より新設された「鳥取県知事杯・クラブ対抗の部」において
アイレクストライアスロンスクールは、2年連続でチャンピオンに輝きました。


~第36回全日本トライアスロン皆生大会~

【開催日】  2016年7月17日(日)7:00スタート
【開催地】  鳥取県米子市皆生海岸~大山~弓ヶ浜
【競技内容 】スイム3kmバイク140kmラン42.195km(制限時間14:30)
【出場者】  922名(完走829名)
【公式サイト】http://www.kaike-triathlon.com/




【レースギア】
スイムゴーグル  :ビュー/ビューフラウ
ウェットスーツ  :スワッチ
ウェア      :キャンニバル/Taniプロトタイプ
レースベルト   :キャンニバル
ランキャップ   :キャンニバル/トラクターキャップ
ソックス     :premier
サングラス    :premier
ヘルメット    :ルディプロジェクト/WING57
バイク      :TNI/Fighter
ホイール     :TNIロード38&エアロ80
レースタイヤ   :パナレーサー/RACE A-Evo3チューブラー
ハンドル     :TNI
サドル      :クービー/232T
ペダル      :タイム/XPRESSO
バイクシューズ  :ガエルネ/G.STILO
ランシューズ   :ニュートン/ディスタンスV
補給食      :メダリスト/エナジージェル
チェーンオイル  :squirt
その他      :タービン

【結果】[S]スイム [B]バイク [R]ラン [総合]タイム

1位 佐相 宏明 (東京)[S]44:04 [B]4:14:29 [R]3:40:36 [総合]8:39:09

2位 嶋 雄介 (山口)[S]59:30 [B]4:26:14 [R]3:25:44 [総合]8:51:28

3位 谷 新吾 (愛知)[S]49:37 [B]4:21:18 [R]3:40:51 [総合]8:51:46




Q1 今年はどんなレースになると予想されていましたか。

A1 今までになく、有力な選手が沢山揃いまして、昨年優勝の秦くん、皆生2回優勝の吉村くん、
初出場の松丸くん、ランの強い河原くん、など大変熾烈な、サバイバルになるなと内心はありましたが、
やってみないとわからないので、とにかくやるだけやろうと思いました。




Q2 スイムスタートがフローティングスタートとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
またスイム時は何をお考えながら泳がれましたか。

A2 僕は、スイムのスタート位置を右の方からスタートしました。
ちょっとくらい遠くても、スムーズに、スタートしたいと考えていたので、やや右の方からスタートしました。
スイムは、早く上がりたいなと思いますが、この先で長いですのでね。スタート前の八尾さん激励スピーチで楽になりましたね。
選手の興奮をしずめつつも、のせてくれるような。
スイムは30%くらいで泳ぎましょう、とその一言で本当に優しく泳ぎすぎました。






Q3 スイムアップでは57位、バイクで3位まで順位を上げていきましたね。

A3 これは変わらない展開ですね。ただ、スイムはいつもよりスローでしたので、
バイクで抜いても抜いても前に人がいるような感じで、まあ距離を追うごとになんとかなるだろうと。
第1の折り返し、トップとそんなに差がなく、これ以上ひらかず、イーブンペースで、
まだまだこれから、あきらめないように言い聞かせて。
第2の折り返し94kmの中山を目指しました。自分もきついが相手もきつい、楽しもうと思いました。
ラストの日野川の平地になってからも、ランに入ってからまだ何が起こるかわからないので、
油断せずに、前を詰めていきたいと思っていました。




Q4 ランでは、LIVEを聞いておりましたが、途中2位まで順位を上げ、3位となり、
最後のトラックではデットヒートのようでしたが、そのあたり詳しく教えてください。

A4 バイク終了では、3位でフィニッシュしましたが、実は、ランの前半に2回トイレに行きまして、これも実力のうち。
そうこうしている間に、秦くん、吉村くんに抜かれ、一時は5位まで落ちました。
ただその時は、ラン前半でしたので後半の境港では、何とかなるだろうと思い走りました。
吉村くん、秦くんを再逆転、折り返しまでに2位にアップしました。

トップとは約2km、逆転を信じてまずは2位の位置を続けられるようにと。
折り返して、復路に入るとすぐ、すごい勢いで藤原さんが追ってきています。その後に河原くん見えまして、
これはいかん!!ランの強い2人!と僕自身気を引き締めました。

しかしながら、ピーピーとお腹言い始めまして、もう一度トイレへ。
嶋さん、藤原さんに詰められ、ここからが今回の勝負の分かれ道。
皆生名物の赤信号と陸橋。ランの前半でも反対側へ通るところなのですが、
ランの後半でもう一度反対側へ渡って戻る所です。
その陸橋で、谷が信号に引っかかりました。陸橋の上に嶋さんが見える。
藤原さんも見える。3人信号待ちで一緒になる。
2位、3位、4位が揃いました。もうこれは、またやっちゃったなと思いましたね。
よーい、ドンです!3人で、全力を出し切ろうって言いました。フィニッシュまで4から5kmくらいあります。
ここから3人でバトルです。嶋さんは切れ切れでラン1位をとっているんです。嶋さんに谷、藤原さんがついていく。
信号がなくなる残り2km。そこからが本当に勝負。
谷はスピードがないので、仕掛けました。が先頭許さず嶋さん、谷…
米川沿いの直線ラスト1km嶋さんリード、谷ちぎれてトラックに入りました。
結果、3位でフィニッシュしました。
後ろに藤原さんが控えているので、最後の最後まで気が抜けませんでした。
あの陸橋からフィニッシュまで、一番の見所だったのですが、ひたすら3人で黙々と最後まで力を振り絞りました。
僕自身昨年も3位なのですが、今年も力を出しきりました。
藤原さんと久しぶりに肩を並べて競いましたね。
負けちゃいかん、と思いつつ、こうしてまた競うことができて嬉しかったですね。
これこそトライアスロンの醍醐味ですね。
最後まであきらめない気持ちが本当に大事だと思いましたね。




Q5 最後の一言お願いします。

A5 皆生、米子の皆様、大会スタッフ、ボランティア皆様熱いサポートに本当に感謝、感謝です。
1人では、完走を楽しむことができません。
暑い中、朝から晩まで本当にありがとうございました。
トライアスロン発祥の地で、参加された選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。
どこかのレースで会いましょう!!
アモーレ、シンゴ!!アモーレ!!アモーレ!!
感謝を込めて。

谷新吾




谷 新吾 Shigo Tani (タチバナ接骨院・西京味噌所属) 
HP http://www.shingotani.com/
Blog http://blog.shingotani.com/