cannibaljapan2016.10.04 VOL.2

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 希望郷いわて国体・トライアスロン競技 レポート






希望郷いわて国体・トライアスロン競技 2016.10.4. 前田凌輔

10月2日はトライアスロンが国体で正式競技になってから、記念すべき第一回大会でした。
愛知県男子代表は谷口白羽選手と僕の2人。
桶谷選手は島根県代表での出場。

トライアスロン特設会場の釜石では、震災や台風の爪痕が未だ残っており、復興にはどれだけの時間がかかるんだろう、と色々考えさせられました。

そのようなところで開催された、第一回大会。
結果は4位。
とても悔しい結果になってしまいました。

スイムラップ 0:19:58 S順 1、バイクラップ 0:57:34 B順 5、 スプリット 1:17:32 通過 2、ランラップ 0:33:54 R順13 、
総合記録 1:51:26 4位

リザルト http://www.jtu.or.jp/results/2016/iwate2016_m.pdf





撮影者:(公社)日本トライアスロン連合 JTU

スイムは終始トップで、自分のペースでレースを展開できました。
バイクは前半は4人の集団で、後続から逃げようとしましたが、思うように集団が機能せず、20キロの折り返しで後続の桶谷選手を含む6人くらいの集団に追いつかれてしまいました。
しかし、そこでもう一度体制を整えようとアタックをかけて、5人の逃げ集団を形成することに成功。
桶谷選手はアタック時のポジション取りがうまくいかず、後続の集団になってしまいました。






5人の逃げ集団を形成しましたが、今回は各県のチーム戦なので、そこの中でも駆け引きがあり、しっかり第一集団でレースを展開していた愛知の2人には、なかなか厳しいものとなりました。
それでも勝つには攻めるしかないので、滋賀の杉原選手と3人で協力し合いながら、最終的には後続集団と70秒くらいアドバンテージを作ることに成功しました。

ランはひたすらプッシュして、逃げ切るのみ!
無理のしすぎは後半にかなり響いてきてしまうので、ギリギリのところで自分のペースを作りながら走ることに。

1周目終了時点で、4番手。
2周目でひとつ順位を上げ、3周目終了時まで、3番手。
ここで、前方をいく谷口選手と後方からくる東京の小田倉選手の差は共に10秒ほど。
バイクで第二集団だった小田倉選手が、ものすごい勢いで追い上げてきていたので、一旦落ち着いて、後ろにピッタリつく作戦にしました。
ですが、小田倉選手についていけたのもわずか20秒ほど…華麗にブチ抜かれました。

小田倉選手は、前をいく谷口選手をも抜き去り2位まで登りつめていきました。

その結果、1、2位は東京。
3、4位が愛知。
完全に東京にやられました。




とても悔しい結果でしたが、いままでこれほどのチーム戦実行したレースはなかったので、振り返ってみればすごく楽しいレースでした。今回の上位選手は若手の選手が多いです。

来週、お台場で行われる日本選手権にも皆が出場するので、来週は個々の力でガチンコ勝負をして、良いレースを作っていきたいです。

応援ありがとうございました。