cannibaljapan2016.10.12

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 第22回日本トライアスロン選手権 レポート


第22回日本トライアスロン選手権 2016.10.12. 前田凌輔

自身としては3回目の日本選手権。
今回は表彰台を狙える位置にいただけでなく、田山選手と真剣勝負ができるのは、このレースが最後になるかもしれない、など複数の思いが重なり、1週前の国体が終わってから毎日レースのことばかりを考えて過ごしていました。
ここまで意識をしたレースは、これまでなかったくらいに。
ですがスタート直前まで、いつもと変わることなく調整や準備をして、リラックスしてスタートラインに立てました。

1位 田山寛豪  1:52:01
2位 古谷純平  1:52:41
3位 細田雄一  1:53:27
6位 渡部晃太郎 1:54:34
7位 前田凌輔  1:54:58 SWIM18:18 (2) BIKE 1:00:18 (5) RUN 35:13 (19)
8位 小林大哲  1:55:40

リザルト http://www.jtu.or.jp/results/2016/16nationalchampionships_result.pdf

使用レースギア
・バイク    : BMC TMR02
・ホイール   : GOKISO 38mm クリンチャー
・ランシューズ : asics GEL DS RACER 11
・ボトル    : グリコ、cannibalスクイズボトル
・補給食            :  グリコ CCD

(レース前) グリコ BCAA 、EXTRA OXYUP

(レース後) グリコ GOLDEN TIME PROTEIN、BCAA


SWIM 1500m (750m×2lap )
スイムはスタートがばっちりはまり、浮き上がってきたときには、ほぼ身体ひとつ分抜け出ていました。
なので、バトルは全くなく、常に2~3番手をキープしてハイペースにも難なく対応できました。


BIKE 40km (5km×8lap)
バイクスタートして、古谷選手とペースを上げながら後ろを確認すると、3人の集団が追ってきていたので、5人の集団を形成することに。その後ろは3人の集団。自分のいる集団のメンバーは、ほぼ思い描いていたとおりで、ここまでは最高の状況でレースを進められました。

ですが、1周目が終わり、2周目に入るところのL字カーブで攻めすぎてしまい落車。

すぐに立ち上がりバイクにまたがりましたが、運悪くチェーンがはずれおり、再スタートしたときには落者に巻き込まれなかった3人とは20秒差。
ここでレースの展開が大きく変わってしまいました。

何としても前の集団に追いつくべく、全力でまるまる2周単独で追いかけましたが、あと少しが追いつくことができずに、仕方なく後ろの集団と合流しました。
合流してからは3人の集団になり、協力して残り3周で前の集団に追いつくことができましたが、この間の4周でかなり足を消耗してしまいました。
落車がなければ、そのままの集団で足を消耗することもなく、ランを最高の形でスタートすることができたと考えると、本当に勿体無いことをしました。


RUN 10km (2.5km×4lap)
ランは走り出しで、思ったとおり足にかなりダメージを感じて、気にしないよう走り続けましたが、レース前のイメージよりひとつ後ろの5位集団で走るのが精一杯でした。
何回も千切れそうになりましたが、なんとか持ちこたえて、さらにはゴールスプリントに持ち込みたかったのですが、4周目の中盤のペースアップに遂についていけなくなり、7位でレースを終えました。
調子が今シーズン一番良かっただけに、レースが終わってから、これでもかというくらい悔しさが込み上げてきました。

若手でレースをつくり、結果を残すつもりでしたが、トップ争い、3位争いにも加わることができませんでした。

この悔しさは確実に次へとつながる糧になると思うので、これからのレースに生かしていきます。


応援ありがとうございました。