cannibaljapan2017.03.22
ライフセーバー 西山 俊 選手 Newzealand national surf lifesaving championships レポートが届きました。
大 会 名 Newzealand national surf lifesaving championships
開 催 日 2017年3月17・18・19日
開催場所 New Brighton beach(Newzealand・Christ Church)
■出場種目と成績■
個人種目
サーフレース 決勝 6位/32人
ランスイムラン 決勝 7位/22人
アイアンマン 準決勝 10位/16人 敗退
ボードレース 準決勝 11位/16人 敗退
スキーレース 予選 2位/16人 敗退
■所感■
気温10度~15度、水温15度~17度という、今まで経験した大会で一番寒さへのコンディショニングに苦労した大会だった。 ただ波はそこまで大きくなく綺麗に崩れる形で、砂質もとても硬いビーチだったため、日本と同じような感覚でレースすることができた。 レンタルしたボード・スキーが中々体にフィットせず、クラフト種目(特にスキー)では思うようなレースができなかった。 スキー・ボード・スイムという比較的得意な順番であったアイアンマンも、スキーを最後尾で終えてしまい、ボードとスイムで追い上げるも決勝に行けず終わってしまい、確実に決勝に行けるレベル・実力はあったのでとても悔しい思いをした。
その証拠にサーフレース、ランスイムランといったスイム系種目では善戦することができた。表彰台に登れなかったのは惜しいが、トップとの差はほんのひと波差だったので、十分勝負できたのだと感じる。
最後に、今大会は全体を見るとオーストラリアの大会より遥かにレベルが落ちる大会ではあるが、上位の選手はオーストラリアでも最前線で戦っていることもあり、自身の挑戦・レース経験をするにはとても良い大会だと感じた。 来年度もぜひ出場し、表彰台を目指したいと思う。
サーフレースのゴールシーン 少し遠目で分かりにくいとは思いますが、
4・5・6位で走り抜けている集団の後ろが西山選手です。
こんにちは!
ライフセーバーの西山俊です!
ニュージーランド・クライストチャーチ空港から車で30分のところにある、 New Brighton(ニューブライトン)ビーチにて 3月17日~19日にかけて行われた 「Newzealand National Surf Life Saving Championship 2017」 に出場してきました!
とても寒いという前情報はあったのですが、 天候が曇りだったことも重なり
気温10度~15度、水温15~17度という
非常に厳しいコンディションで行われた大会でした。
ライフセービング競技はルール上、水温が17度未満の場合は
ウェットスーツ着用が可能となるのですが、
トライアスロンやオープンウォータースイミングと比べると
競技時間が短く比較的スプリントレースなこともあり、
ウェットスーツはパフォーマンスを大きく下げると考えられており、
生身で入れる限界まではウェットスーツを着ることが多くありません。
僕も、寒さに耐えながら水着でレースを行いました!
レース結果は、
サーフレース・ランスイムランというスイム系種目ではそれぞれ
6位・7位と非常に善戦することができたものの、
スキーレース・ボードレース・アイアンマンの3種目では
レンタルしたボードとサーフスキーとボードに苦戦してしまい、
実力を発揮することができませんでした。
レース全体を見るとオーストラリアよりはレベルが落ちるものの、
上位の選手数名はオーストラリアでも十分前線で戦っているレベルであり、
自身の挑戦・レース経験を得るためにはとても良い場だと感じました。
来年度もぜひ出場し、次は表彰台を狙っていきたいと考えています!
大会の雰囲気も日本やオーストラリアとは違い、少しのんびりした運営をしており、
選手として非常に心地の良い・パフォーマンスの発揮しやすい大会でした。
この大会も日本のライフセーバー仲間にもっと目を向けてもらい、
ぜひ興味を持ってもらえたら、そして出場してもらえたら、
日本とニュージーランドの関係もより深くなっていくのではと感じます。
大会を終えすぐゴールドコーストに戻り、
いよいよ10日後には全豪選手権が始まります。
今回の遠征の集大成として、今までにない結果を出せるように頑張ります!
応援のほどよろしくお願いいたします!
ライフセーバー 西山 俊