cannibaljapan2017.04.05
キャンニバル ジャパン 契約 アスリート 西山 俊 選手 Australian Surf Life Saving Championships レポート
ライフセーバー 西山 俊 選手 Australian Surf Life Saving Championships レポートが届きました。
大 会 名 Australian Surf Life Saving Championships
開 催 日 2017年3月29日~4月2日
開催場所 New Brighton beach(Newzealand・Christ Church)
こんにちは!
ライフセーバーの西山俊です!
3月29日~4月2日の5日間、オーストラリア遠征最後の大舞台、全豪選手権に臨みました!
【大会1日目】
サイクロンが徐々に接近している中、会場はまだその影響は少なかったものの、翌日からサイクロンの影響でレースが遅延する恐れがあったため、巻き巻きのスケジュールでレースが行われていきました。
次のレースへの進出者を大幅にカットし、とても厳しいレースでした。
24歳以上サーフレース 決勝13位
サーフレース 予選敗退
タップリンリレー 予選敗退
以上が1日目の結果です。
サーフレースでは、以前までの大会で良い感覚を得ており確実に決勝に行けると考えていたのですが、
準決勝を省き、予選から決勝へストレートでアップさせるために進出者数を予選から大幅にカットされてしまい、
このような結果で終わってしまいました。
しかし終わってしまったものはしかたなく、翌日から行われるアイアンマン(オーシャンマン)や
ボード・サーフスキーレースといった個人種目に懸ける想いでいました。
【大会2日目】
朝大会会場に行くと、波はそこまで大きくなかったものの雨・風が強くレース用のブイが正常に設置できず、
陸からの視認ができないほど悪天候だったためその日の競技は全て中断との決定がなされました。
その日の昼・夕方・夜と、各クラブのチームマネージャーを集めたミーティングが行われ、
何度も協議をした結果、【大会3日目】も競技を中止するとの判断に。
ここまでは、サイクロンの進路予報を見る限りある程度覚悟はしていました。
そして大会3日目の夜。
風や雨は弱まり、さぁ明日から競技再開だ!と意気込んでいたものの、
再度行われたチームマネージャーミーティングでの協議の結果、
今大会のサーフ種目は全て中止。ビーチ種目のみ翌日から行うという判断がでました。
どうやら、サイクロンによる雨・風の被害によりオーストラリア内陸やその地域の農耕地が荒れて
泥・下水・家畜の糞尿や死体が川へと流れ、それらが海まで流れ出てしまい
人体に危険を与えてしまうレベルの水質になってしまったそうです。
残る大会の2日間、僕は日本からビーチ種目に出場しに来た友人らを応援することしかできませんでした。
ビーチの選手は2人も決勝進出を果たし、超好成績!
これは同じ日本人として単純に嬉しかったです!
昨年この大会でとても悔しい想いをし、1年間、この大会にピークを迎えようと頑張ってきました。
しかし、レースすらさえてもらなかったのは
悔しくて・もどかしくて・誰にも当たれない変な気持ちでいっぱいですが、
これも自然の中で行うスポーツ、ましてや命の尊厳を守る
「ライフセービング」
という活動のひとつであることと思えば、納得ができる気がします。
汚染された海に無理やり入って病気になっては全く意味が無いですからね。
100年以上続く全豪選手権の歴史のなかで、
(おそらく)これほどの数のレースを行えなかった事は初めてだそうです。
それだけ主催者側の決定も苦しいものだったと思います。
今回の想いは、来年へとぶつけたいと思います。
また1年しっかりトレーニングを積んで、
来年は2倍の想いで臨みます!
日本のシーズンもこれから始まるので、
しっかり気持ちを切り替えて頑張ります!
これからも、応援のほどよろしくお願いします!
ライフセーバー 西山 俊
ライフセーバー 西山 俊 選手 Australian Surf Life Saving Championships レポートが届きました。
大 会 名 Australian Surf Life Saving Championships
開 催 日 2017年3月29日~4月2日
開催場所 New Brighton beach(Newzealand・Christ Church)
こんにちは!
ライフセーバーの西山俊です!
3月29日~4月2日の5日間、オーストラリア遠征最後の大舞台、全豪選手権に臨みました!
【大会1日目】
サイクロンが徐々に接近している中、会場はまだその影響は少なかったものの、翌日からサイクロンの影響でレースが遅延する恐れがあったため、巻き巻きのスケジュールでレースが行われていきました。
次のレースへの進出者を大幅にカットし、とても厳しいレースでした。
24歳以上サーフレース 決勝13位
サーフレース 予選敗退
タップリンリレー 予選敗退
以上が1日目の結果です。
サーフレースでは、以前までの大会で良い感覚を得ており確実に決勝に行けると考えていたのですが、
準決勝を省き、予選から決勝へストレートでアップさせるために進出者数を予選から大幅にカットされてしまい、
このような結果で終わってしまいました。
しかし終わってしまったものはしかたなく、翌日から行われるアイアンマン(オーシャンマン)や
ボード・サーフスキーレースといった個人種目に懸ける想いでいました。
【大会2日目】
朝大会会場に行くと、波はそこまで大きくなかったものの雨・風が強くレース用のブイが正常に設置できず、
陸からの視認ができないほど悪天候だったためその日の競技は全て中断との決定がなされました。
その日の昼・夕方・夜と、各クラブのチームマネージャーを集めたミーティングが行われ、
何度も協議をした結果、【大会3日目】も競技を中止するとの判断に。
ここまでは、サイクロンの進路予報を見る限りある程度覚悟はしていました。
そして大会3日目の夜。
風や雨は弱まり、さぁ明日から競技再開だ!と意気込んでいたものの、
再度行われたチームマネージャーミーティングでの協議の結果、
今大会のサーフ種目は全て中止。ビーチ種目のみ翌日から行うという判断がでました。
どうやら、サイクロンによる雨・風の被害によりオーストラリア内陸やその地域の農耕地が荒れて
泥・下水・家畜の糞尿や死体が川へと流れ、それらが海まで流れ出てしまい
人体に危険を与えてしまうレベルの水質になってしまったそうです。
残る大会の2日間、僕は日本からビーチ種目に出場しに来た友人らを応援することしかできませんでした。
ビーチの選手は2人も決勝進出を果たし、超好成績!
これは同じ日本人として単純に嬉しかったです!
昨年この大会でとても悔しい想いをし、1年間、この大会にピークを迎えようと頑張ってきました。
しかし、レースすらさえてもらなかったのは
悔しくて・もどかしくて・誰にも当たれない変な気持ちでいっぱいですが、
これも自然の中で行うスポーツ、ましてや命の尊厳を守る
「ライフセービング」
という活動のひとつであることと思えば、納得ができる気がします。
汚染された海に無理やり入って病気になっては全く意味が無いですからね。
100年以上続く全豪選手権の歴史のなかで、
(おそらく)これほどの数のレースを行えなかった事は初めてだそうです。
それだけ主催者側の決定も苦しいものだったと思います。
今回の想いは、来年へとぶつけたいと思います。
また1年しっかりトレーニングを積んで、
来年は2倍の想いで臨みます!
日本のシーズンもこれから始まるので、
しっかり気持ちを切り替えて頑張ります!
これからも、応援のほどよろしくお願いします!
ライフセーバー 西山 俊