cannibaljapan2017.04.29
キャンニバルジャパンアスリート 谷新吾選手 第33回全日本トライアスロン宮古島大会 レポート
第33回全日本トライアスロン宮古島大会 2017.4.23 所属:タチバナ接骨院、西京味噌 谷新吾
4月23日に開催された「第33回全日本トライアスロン宮古島大会」において
谷新吾は、総合13位、日本人5位になりました。
~第33回全日本トライアスロン宮古島大会~
【開催日】 2017年4月23日(日)7:00スタート
【開催地】 沖縄県宮古島市
【競技内容】 スイム3kmバイク157kmラン42.195km(制限時間13:30)
【出場者】 1552名(完走1263名)
【リザルト】 http://www.miyako-net.ne.jp/strong/download/TRYSEND33.pdf
【結果】 総合第13位(日本人5位)総合タイム8:37:16
スイム0:50:12(51位)/バイク4:29:29(15位)/ラン3:17:35(12位)
【レースギア】
スイムゴーグル :VIEW/DELFINA
ウェットスーツ :スワッチ
ウェア :キャンニバル/カスタムスペシャル・キャンニバルウェア
レースベルト :キャンニバル
ランキャップ :キャンニバル/トラクターキャップ
ソックス :premier/3Dフィット
サングラス :premier
ヘルメット :GIRO AEROHEAD MIPS
バイク :TNI/Fighter
ホイール :TNIロード38&エアロ80
レースタイヤ :パナレーサー/RACE D-Evo3チューブラー
ハンドル :TNI サドル :クービー/232T
ペダル :タイム/XPRESSO
バイクシューズ :ガエルネ/G.STILO
ランシューズ :ニュートン/ディスタンスV
補給食 :メダリスト/エナジージェル
チェーンオイル :スクワート
その他 :タービン
谷 新吾選手にインタビュー形式でレポート頂きました。
Q1 レース前はいかがでしたか。
A1 宮古島に入ってから、例年ですが、体が元気になっていくのを感じますね。
島の気候や島民の方とのふれあいや食べ物、体が馴染んでいきますね。
Q2 いよいよスイムスタートですが、スイムはどうでしたか?
A2 今年は、スタート位置を海に向かって右寄り有力選手の多いところでスタートしました。
良い流れに乗っていく強い気持ちで臨もう。
バイク、ランでの展開も描きながら大きな差は避けたいと思いました。
スタート前はべた凪に見えたのですが、実際泳いでみると海の中は、潮の流れがあって、
うねっていたように思いましたね。レース後の話になりますが、同じ感想を選手同士で話していました。
第1ブイの600m、自分なりに泳げました。第2ブイまで約1000m、ここで前の集団が沢山いるな、
と思いましたが、自分の集団もいいペースで、互いに引っ張り合いながら、泳ぎました。
最後の1000mは、前の集団と離れ気味だったので、少しでも詰めてスイムアップしようと、
キックを使いつつ、前に出て一人一人抜いて行きました。
Q3 スイムアップからのトランジッションはどうでしたか。
A3 上陸してからトランジッションエリアまでちょっと距離があるので、
自分自身のバイクを見失わないように、目印になるものを決めて、
最短距離で自分のバイクに行けるようにしました。
朝の雨で水溜りもあったのであまり速くは走れませんでした。
まあトランジットは慌てずに、そこから気持ちを切り替えて、バイクスタートです。
Q4 スイムアップ時は51位。バイクでは、伊良部島30km地点・24位。
池間島60km地点・23位。東平安名崎98km地点・24位。フィニッシュ後は18位でランへスタート。
とバイクで順位を上げて行きましたね。
A4 バイクスタートから伊良部島に入るまでにかなりの選手をパスしたと思います。
あとは全くの一人旅でした。単独TTのようでした。
最初の橋が伊良部大橋なのですが、レース当日に晴れた状態で伊良部大橋を渡ったのは初めてでしたね。
前半はもう一つ、と言いますか、しっくりこない感じがしました。
そのうちいつもの調子でグイグイ踏めていけるかなと期待しながら走っていましたが、
とうとう後半までペースがつかめなかったですね。
例年は、池間島までに、徐々に前に詰めて、選手がチラチラと見えるのですが、
今年は見えませんでしたね。
池間大橋を渡っている間にすれ違った日本人は、戸原選手だけで、
他の前の選手は池間島内を走っているのだなと思って、
まだまだこれからだ、絶対にあきらめないぞと思っていました。
東平安名崎の折り返しでは海外選手、日本選手がはっきり目に映り、気合を入れ直しました。
そこからバイクに力が入りだしてきましたね。あと50kmあるから、20位以内はもうすぐと思っていました。
Q5 いよいよランスタートですね。
A5 ランは、昨年の皆生トライアスロン大会で1位になった佐相選手と一緒にスタートしましたね。
ここから前を追いかけようと途中まで一緒でした。
最初は、後半に備え補給を確実にとりました。前半は多少体が追いつかなくても、我慢のしどころです。
保良の折り返しまでに3人を抜き15位、本当の勝負の後半ですがペースを刻むだけで、
いっぱいいっぱいでしたね。
スイム、バイクは後半ペースにのれて、ランはイーブンペースかな。
ギアあげていきたかったが、いっぱいいっぱい。
チャンスはある、いける、なんとかトップ10には入りたいと思っていました。
しかし山本選手に抜かれて14位に後退、前にAndy選手がいて、なかなか捕まえられなくて、
ラスト1kmでやっと抜きました。
競技場では、お楽しみでいつもはゆっくりするのですが、
Andy選手がすぐ後ろだったので、ダッシュの準備をしながら、フィニッシュしましたね。
サングラスを外すのを忘れてしまいました。
アイレクスさんの旗はずっとポケットに入れていまして、これだけはやろうと思っていました。
それだけで今回はいっぱいいっぱいでしたね。
Q6 レース全体を通していかがでしたか。
A6 全体を通して、リザルトの内容としては、2回目に挑戦した宮古から、
ずっとここまでトップ10でしたが、今回初めて外れてしまい、レース後は悔しい思いばかりでしたが、
トータルして考えると、今持っている自分の力は出し切ることができたと思います。
Q7 今回のレースは特に海外選手の活躍が目立ったように思います。
1位から6位と8位、10位とトップ10に、8名入っておりましたね。
A7 海外のトップ選手と国内で一緒に戦えました。
日本の海、日本のロード、日本の応援、同じ土俵で戦えました。
1位になったキャメロンブラウン選手は、彼がアイアンマンを始める前、
まだショートディスタンスをやっていた時に、初めて会いましたね。
彼の家はオークランドにあり、1994年でしたかね。
当時、アイアンマンニュージーランドがオークランドでやっている時に、
TEAM TEIKEIで1ヶ月間オークランド合宿に行きました。
その時に私が出場するアイアンマンを応援に来てくれました。
家にも遊びに行きましたね。その後、会うのはレースで会う程度ですけどね。
彼が出場するとなると、海外選手がいつもよりピリッとなる感じがして、
レースが引き締まっている感じがしましたね。
勝ちたいという気持ちが強く、海外選手の気合を大変感じましたね。
みんながキャメロンと同じ表彰台に上がりたかったと思いますよ。私もです。
Q8 2017年キャンニバルのレースウエアはいかがでしたか。
A8 ロングのレースですと、パッドが痛かったり、脇があたったりすると苦痛になるのですが、
そういったことは一切なく、レース中終始快適でした。
Q9 CANNトラクターキャップはいかがでしたか。
A9 今年も使用しましたが、やっぱり頭が日焼けしなくていいですね。頭皮が日に焼けなくてレース後楽ですね。
Q10 最後に皆様へメッセージお願い致します。
A10 本当に多くの方に応援して頂きました。誠にありがとうございます。
宮古島は初戦で、今シーズンはまだまだ始まったばかりです。少し休養したら、次戦も頑張っていきたいです。
皆さんもいよいよ国内のシーズンがはじまりました。自分の目標に向かって頑張りましょう!!!
ありがとうございました。
谷 新吾
谷 新吾 Shigo Tani (タチバナ接骨院・西京味噌所属)
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