cannibaljapan2017.05.25 VOL.1

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 2017Chengdu ITU World Cup (semifinal) , (final B)レポート
 


2017 Chengdu ITU World Cup (semifinal) 2017.5.06 前田凌輔

2017/5/06 開催地:成都 (中国)
順位:13位 出場人数:22名
総合タイム:54:20 Swim:9:07(4) Bike:27:45(12) Run 16:16(15)
Topとの差  +01:08 +00:02 +00:07 +01:09

総合結果

1位 Dmitry Polyanskiy (RUS) )
2位 Gabor Faldum (HUN)
3位 Joao Silva (POR)


リザルト http://www.triathlon.org/results/result/2017_chengdu_itu_triathlon_world_cup/315497

 



レース展開
スタートから50mあたりで抜け出し、合流時に5番手あたりに入り、
そこからはその位置をキープしてスイムアップ。
終始ペースが速く、先頭まで出る余裕はなかった。
スイムアップで後ろを確認したら、途切れることなく続いていたから、
乗り出しが勝負所とふみ、ペースを上げた。だが、上げすぎたせいで、
うまく少人数の集団を形成できず14人と大きい集団になってしまった。
20kmの中でもアタックが何回かかかり、逃げを試みたが決まり切らなかった。
そのまま14人でバイクフィニッシュ。
Final Aに確実に残れる9位以内を目標に走り出す。一度集団から離れてしまうと、
今の実力では集団復帰することができないからと、気持ちを入れて走り出すが、
力みすぎてしまって動きが固くなってしまっていた。
その結果、1.5kmあたりで集団から離れてしまう。
それからも諦めることなくプッシュし続けたが、タイムで拾われる3人にも入らない、
13位フィニッシュとなってしまった。


2017 Chengdu ITU World Cup (final B) 2017.5.07 前田凌輔

2017/5/07 開催地:成都 (中国)
順位:12位 出場人数:30名
総合タイム:28:19 Swim:4:47(1) Bike:14:30(26) Run 7:52(15)
Topとの差  +00:23 -00:02 +00:17 +00:26

総合結果

1位 Laim Lloyd (GBR)
2位 Ji Hwan Kim (KOR)
3位 Michael Lori (CAN)


リザルト http://www.triathlon.org/results/result/2017_chengdu_itu_triathlon_world_cup/315592

 




 

レース展開
SSDで昨日のSDよりも確実にスピードが上がるレースになることはわかっていたから、
自分の持ち味であるスイムの力を活かしたレースを展開していくことを目的に。
スタートポジションが良かったこともあり、折り返し前の合流で2番手につけ、
その後先頭に出て、ペースを上げて集団の人数を絞りにかかる。
バイク乗り出しで後ろをしっかり確認し、7人ほどの集団を形成し、
ペースアップを計ったが、3人しか回せる選手がおらず、
程なく後続の集団に追いつかれ27人の大集団になってしまった。
その後はアタックが相当数かかったが、集団が容認することはなく、そのままランへ。
ITUポイント獲得のため、1つでも高い順位を目指して、走り出す。
700mあたりで集団が分かれて、前にはつけず7位集団で走り続ける。
その集団からも離されそうになるが、そこは意地で食らいつく。
だが、1.8kmあたりで中切れがあり、その差を自分では詰めることができず、 集団から少し遅れてしまった。
ゴール前のストレートでラストスプリントをかけ、12位でレースを終えた。


所感・改善策
今回初めて2日間に渡る、予選、決勝というレース形式を経験したが、
その点については問題となるところはなかった。
だが、WCのSD、SSDで感じた、世界のスピードは想像を遥かに超えるものがあった。
映像やリザルトだけではわかり得ないものを、今回得ることができたのは、
今後のトレーニングやレースに対して、かなりプラスにはたらいてくると思う。
自分の長所である、スイム、バイクもWCレベルになると、周りに埋もれてしまっていたので、
長所を活かせるように、ランと同じように引き続き底上げが必要。
バイク、ランでの勝負所となるポイントも、これまでに加えて知ることができたから、
そこはしっかりと抑えられるような意識と練習を取り入れていけるように。




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