cannibaljapan2017.07.25

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 ASTCトライアスロンアジア選手権(2017/パレンバン) レポート



2017 Palembang ASTC Triathlon Asian Championships 2017.7.22 前田凌輔

2017 Palembang ASTC Triathlon Asian Championships
2017/7/22 開催地:インドネシア パレンバン
2017 Palembang ASTC Triathlon Asian Championships | Elite Men
順位:5位 出場人数:63人
Swim:1500m(2lap) Bike:40km(6lap) Run:10km(4lap)
総合タイム: 1:56:32 Swim: 19:21(5) Bike: 58:39(3) Run: 37:49(18)
Topとの差 +0:02:10 +00:05 +00:01 +03:24

1位 1:54:22 Jumpei Furuya(JPN)
2位 1:54:48 Makoto Odakura(JPN)
3位 1:54:56 Shiruba Tniguchi(JPN)


リザルトhttp://www.triathlon.org/results/result/2017_palembang_astc_triathlon_asian_championships/312174




レース展開
天候の関係でエリート、U23同時スタート。スタートしてから自分の周りは250mほど横並び状態。
皆、スイムはあまりコンディションが良くないことを感じられた。
1stブイの時点で7番手ありにつけ、そこからは4 ~7位あたりをいったりきたり。
身体が動かなくなる感じでこの後のバイク、ランが心配になるほど終始しんどかった。




バイク乗り出しで既に7人の集団が形成されていた。
はじめの2周までは身体の状態を確認しながら、集団の様子を見る。
集団内の選手の状態もある程度把握できたので、3周目あたりからアクティブに動き始める。
ランの走れそうな選手はじりじりと足を削られていく。
アタックも仕掛けたがうまく決まらず、ペースのアップダウンが激しいレースになった。
その中でもうまく足を休めながら、ランのことを常に考えていた。
集団内の全員が足をかなり消耗してからのランスタートになった。





出だしの感覚はまずまず。
走り出してから1km弱のところで後ろとの差が伝えてもらえて、100m後ろにひとり、その後ろは40秒離れていることを確認する。ペースはかなり抑えて走っていたので、今日のレースはもらったと思った。
だが1周目を終えるところで足にダメージを感じ始めた。
3周目に入る前に後続2人に追いつかれ、その時にはその2人につくことができないくらいにまで消耗していた。
そこからはペースがどんどん落ちてしまい、フィニッシュ時は走り切るのがやっとな状態にまでなってしまっていた。
その間に4人にも抜かれ、5位でレースを終えた。


所感・改善策
移動の疲労や気候の変化など、海外連戦が少しだけ難しく感じた。コンディショニングをどのようにしたら良いのか、
これからの連戦でも試行錯誤しながら、自分に合ったものを見つけていく必要がある。
3週間前の仙台でのレース感から今回のランのペース配分感覚を決め、常に冷静になることを考えていたが、
結果を見ると完全にオーバーペースだった。
これは日頃の練習、レースの経験から自分で感覚をつかんでいくしかないものだと思う。
完全に自分のペースで走れるレースはほぼないと思うが、その中からでもその時の状況にあったペース配分ができるように数多くの経験を積んでいく必要がある。


次戦
8/6 ITU World Triathlon Montreal

いつもみなさま応援ありがとうございます。