cannibaljapan2017.08.16

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手  2017 Yucatán ITU Triathlon World Cup  レポート



2017 Yucatán ITU Triathlon World Cup 2017.8.12 前田凌輔

2017 Yucatán ITU Triathlon World Cup
2017/8/12 開催地:ユカタン メキシコ
2017 Yucatán ITU Triathlon World Cup Elite Men
順位:12位 出場人数:46人
Swim:750m(1lap) Bike:20km(4lap) Run:5km(2lap)
総合タイム: 55:56 Swim: 9:13 (13) Bike: 29:01 (5) Run: 16:50 (19)
Topとの差 +01:00 +0:15 +00:24 +01:39

1位 54:56 Irving Perez (MEX)
2位 55:02 Cesar Saracho (MEX)
3位 55:04 Maximlian Schwets (GER)


リザルトhttp://www.triathlon.org/results/result/2017_merida_itu_triathlon_world_cup/309400









レース展開
ビーチスタート。そこそこの波の高さがあり、プールの泳ぎでは全く進まないようなコンディション。
遠浅の為100m程ドルフィンでいくが、周りの選手よりテンポが遅かったため、スタートで抜け出すことができなかった。
1stブイで合流するときには15番手あたり。
折り返してからペースを上げてできるだけ先頭との差を詰めるように心がけた。





バイク乗り出しですぐに集団を形成して、5人の先頭集団を追いかける。
だが自分を含めた4人しかローテーションに参加してこない。
ここでためらってしまっては、前には追いつかなくなってしまうので、自分の足を削ってでも追いかける。
1周目の終盤でようやく追いついたが、先頭集団の中から追いつかれる少し前のタイミングでアタックをかけた2人がまだ50m程前にいた。
その2人も吸収しようとしたが、集団は他の3人を吸収したところで機能しなくなってしまった。
2周目までは数人の選手で追いかけていたが、差が少しずつ広がっていたので、集団中盤まで後退し、ランに備え足を休めることにした。
最終的に逃げの2人との差は25秒まで広がった。






後半足を休めたこともあり、ランの走り出しは集団のトップで良い感じ。
オーバーペースを避けるべくすぐに後ろに下がり少し余裕を持たせた。
だがペースは変わっていないにも関わらず集団から少しずつ離れてしまう。
同じくらいのタイミングで集団から離れ始めていた選手が、自分と離れるか離れないかのとても良いペースで走っていたので、その選手に何とかついていく。
2周目に入り、バイクで後続集団だった何人かの選手にパスされてしまうが、その選手も利用して何度もプッシュしなおす。ラストは500m程の長いスプリントをかけ、12位でフィニッシュした。


所感・改善策
・スイムのスタートの遅れがバイクで逃げに乗り遅れる原因になってしまった。
その後も最善は尽くしたが、上位を獲れるチャンスをものにできなかった。
・ランでの1km過ぎたあたりからの弱さが未だ克服できていない。
少しずつ走りが良くなってきているのは感じられているから、それをさらに向上させながら維持し続けることが課題。
・チャンスをものにできないレースが続いてしまっているから、帰国後のトレーニングでそこの際を詰めていけるようなテクニックをつけられるように。






8/18-26の日程で長野県のナショナル合宿に参加予定です。
シーズン後半のレースで良い結果を残していけるように、しっかりと目的をもって練習を積んでいきます。

いつもみなさま応援ありがとうございます。

写真提供 © Wagner Araujo/ITU Media