cannibaljapan2017.08.22

キャンニバルジャパンアスリート 谷新吾選手 2017佐渡国際トライアスロン大会 レポート


2017佐渡国際トライアスロン大会 2017.9.03 所属:タチバナ接骨院、西京味噌 谷新吾

9月03日に開催された「2017佐渡国際トライアスロン大会」において
谷新吾は、国際Aタイプに出場し、総合5位になりました。

~2017佐渡国際トライアスロン大会~

【開催日】  2017年9月03日(日)6:00スタート(Aタイプ)
【開催地】  新潟県佐渡市
【競技内容】 スイム4kmバイク190kmラン42.2km(制限時間15:30)
【出場者】  958名(完走808名)(Aタイプ)
【リザルト】 http://www.scsf.jp/triathlon/_userdata/17a-result.pdf
【結果】   総合第5位 総合タイム10:30:58
スイム1:11:32(24位)/バイク5:49:37(6位)/ラン3:29:49(21位)




【レースギア】
スイムゴーグル  :VIEW/DELFINA
ウェットスーツ  :スワッチ
ウェア      :キャンニバル/カスタムスペシャル・キャンニバルウェア
レースベルト   :キャンニバル
ランキャップ   :キャンニバル/トラクターキャップ
ソックス     :premier/3Dフィット
サングラス    :premier
ヘルメット    :GIRO AIR ATTACK SHIELD
バイク      :TNI/Fighter
ホイール     :TNIロード38&エアロ80
レースタイヤ   :パナレーサー/RACE D-Evo3チューブラー
ハンドル     :TNI
サドル      :クービー/232T
ペダル      :タイム/XPRESSO
バイクシューズ  :ガエルネ/G.STILO
ランシューズ   :ニュートン/ディスタンスV
補給食      :メダリスト/エナジージェル
チェーンオイル  :スクワート
その他      :タービン

谷 新吾選手にインタビュー形式でレポート頂きました。




Q1 初めての参戦の佐渡はいかがでしたでしょうか。
まずはスイムからお話聞かせてください。

A1 スイムは、2周回4kmのコースでしたが、結構浅瀬でした。
スタート時、すぐに泳ぎだすか、ほどほど走ってから泳ぎだすか迷いましたが、走りました。
みんなが泳いでいる隙間を見つけて、そこにに飛び込んで、
泳ぎ始めたので、バトルには合わなかったですね。
1周目上陸の際に、走り出した瞬間で時計見たら、33分でした。
なので、もう1周も同じペースでいけたらといいなと思っていました。
ベタ凪で、潮の流れがないくて、大変泳ぎやすかったですね。
頬っぺたがクラゲには少しやられました。僕は痛みとか平気で大丈夫です。
クラゲに刺されるかもしれないので、アレルギーのある方注意が必要ですね。

Q2 トランジッッションはいかがでしたか。

A2 スイム後トランジッションに来たら、谷選手! とアナウンスが聞こえてきて。
中島さんのアナウンサーでいらしてたんですね。ご紹介していただいて嬉しかったですね。

トランジッションの位置は、朝確認していたので、スイムからバイクは、一番近道で行きました。
ただ、バイクからランへは、迷子になり。走り始め反対に走って行ってしまいました(笑)
トランジッションの黄色のカゴはいいですね。
これに全部、ウェットとか、ヘルメットとか入れておけばいいですね。便利ですね。







Q3 バイクはいかがでしたか。

A3 大野亀に行き着く前に、足がパンパンになってました。
このきつい時にも、行っておかないといけないかな~と思って走っていました。

よし平地だ、70km過ぎから続く海岸線から気持ちを奮いたたせましたね。
ギアを掛けました。45km(の感覚)くらいで走りました。

調子に乗り過ぎたせいか、両津の100km辺りでは、たれてしまいましたね。
たれているところに、松下くん、今回3位なった関くんが来て、抜かれて。その後をつけていけなくて。
その時は調子が上がりませんでしたが、何とか見える位置で・・・と思いながら走っていました。

赤泊150km地点、トップとの差がまた開いたとの情報が入りました。
でもまだバイクフィニッシュまで40kmもある、まだまだいけるここからだ。と
そんな時、スクールのみなさんやスポンサーのみなさんの応援が聞こえ背中を押してくれているように感じます。

コース最大の上り小木に入る頃には足も復活、また調子が良くなってきて、
抜かれた選手を抜き返し、思いっきりいきました。ちぎるつもりでいきました。
疲れてはいましたが元気だったので、2個の峠はなんともありませんでした。







Q4 ランはいかがでしたでしょうか。

A4 1周目は、スタートから上半身と下半身がバラバラな動きでぎこちなく(いつもこんな感じですが)、
入りはゆっくり。
ほとんど同時にスタートした松下くんはあっという間に見えなくなりました。

2周目に入って、前3分差、後ろも3分差、我慢のしどころがつづきました。
一人来ました。ケンズさんのウェアです。原田くんと気付き、原田くんだよね、前3分差行こうと声を掛けました。
差は開き始めましたが、相手もきついははず、
30~40m差を保ちながらチャンスがあれば、後で行くからね。と思いながら走っていました。

畑野の折り返し6位、すぐ前に5位原田くん、
僕はスピードがないので、ロングスパートで行くしかないです。

次の下りで仕掛けました何度も何度も
見えないくらい離れました。これで気持ちが切れるかな、残りは4分40のくらいのペースでいけば大丈夫かな、と思って。
ラスト2km原田くんが来たんです。そしてすぐに並走、ゼイゼイハアハアが始まりました。

原田くんに、3m、5m、10mと離れだして。動け動け、ここで走らないといかん、と思いながら走りました。
商店街の直線でもダッシュを繰り返しましたが、競技場に入ったところで勝負ありました。

後ろにも約1分差で選手が来ていたので、最後の最後まで気が抜けないレースでした。

フィニッシュ後、またやってしまったなと思いました。
昨年も宮古島で松丸くんのバトルで負けてしまったので、バトルに弱いですね。








Q5 苦しい時はどんなふうにお考えになるのでしょうか。

A5 苦しい時に、思い浮かぶのは、「エンジョイ、トライアスロン」
そうだ、エンジョイでいいんだ。と。
心配出すとダメですね。集中力も切れるし、走れてない。
エンジョイ、エンジョイ と言いながら走りますね。
スイムの時も声を出していますね。

多くの方にご声援を頂きました。
応援してくださる方には、できる範囲で声は返しています。
声を返してるのは、自分に言っているように感じます。
声が出ていない時は走れていない時が多いですね。
なので、声を出して、走っています。

Q6 最後にみなさんにメッセージお願い致します。

A6 いつもご声援ありがとうございます。久しぶりの佐渡島でしたが、
レースを満喫できました。
来年は30回記念大会となります。

来年も佐渡島に挑戦したいと思います。

佐渡は素晴らしいコースだったので、みなさんにお勧めです。
ぜひ、これからも佐渡島のレースでみなさんとお会いできればと思います。

皆さん、ご声援ありがとうございました!

ありがとうございました。




谷 新吾 (タチバナ接骨院・西京味噌所属)
HP http://www.shingotani.com/
Blog http://blog.shingotani.com/


佐渡国際トライアスロン大会とは。
毎年9月に新潟県佐渡市佐渡島で開催され、総距離236.2kmの国際A、総距離128.1kmの国際B、
3人での団体戦の国際Rという3つの部門があります。

その中でも国際Aは、スイム4.0km、バイク190km、ラン42.2kmの合計236.2kmを制限時間15時間半以内で完走することを目指す長距離耐久レースであり、日本国内で最もコース距離の長い屈指のロングディスタンス大会です。

佐渡国際トライアスロン大会は、「ASTROMAN・アストロマン」の愛称で親しまれています。
同じ耐久競技であるマラソン・駅伝の主要大会の多くは熱中症リスクが比較的低いとされる12月~4月に集中しているのに対し、この大会は夏の開催のためAタイプ完走者に対し、3種もの耐久競技を、暑さの中、制限時間内でゴールした実力を称えるこの名称が造られました。ASTROMAN ⇒ 「宇宙の」「星の」を意味する接頭辞「astro-」と、「人」を意味する「man」、この名称設定以来、日本語訳は設けず、「ASTROMAN・アストロマン」として使われています。

佐渡国際トライアスロン大会は、3月初め頃のおよそ10日間の申込期間を経て、抽選により選考され、
6月に抽選結果が通知されます。

2017年 9/3 12:00現在 天候:晴れ 気温:26.0°C 湿度:69% 風速:北 4.0m 水温:23.0°C
Aタイプ 出走数:958名 完走者数:808名 完走率:84.3%
Bタイプ 出走数:751名 完走者数:739名 完走率:98.4%
リレータイプ  出走数:108名 完走者数:101名 完走率:93.5%

大会HP:http://www.scsf.jp/triathlon/index.html