cannibaljapan2017.10.31

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 Tongyeong ITU Triathlon World Cup レポート




Tongyeong ITU Triathlon World Cup 2017.10.28 前田凌輔

Tongyeong ITU Triathlon World Cup
2017/10/28 開催地:韓国 トンヨン
順位:28位 出場人数:70人
Swim:750m (1lap) Bike:19.8km (3lap) Run:5km (2lap)
総合タイム: 53:36 Swim: 8:14(15) Bike:27:30(27) Run:16:44(35)
Topとの差 +01:36 +00:13 +00:29 +01:37

1位 52:00 Aurelien Raphael (FRA)
2位 52:02 Rostislav Pevsotv (AZE)
3位 52:09 Marten Van Riel (BEL)


リザルト https://www.triathlon.org/results/result/2017_tongyeong_itu_triathlon_world_cup/309532




レース展開
スタートナンバーは12だったので、若い番号の選手が集まっていた左側に詰めたスタートグリットをチョイスした。
スタート後少ししてから抜け出すことができたが、その時には右側がだいぶ先行していた。
その流れに乗るべく徐々に右に寄せていき1stブイの手前で合流した。
その時点で15~20位あたりなのが確認できたので、後半ペースアップしてポジションを上げようと試みたが、
ことごとく脇につかれてしまいポジションを変えることができないままスイムアップ。




バイクを手に取りトランジッションを出た時には8番目あたりになっていたが、
今回はレース展開が予想できていたので、序盤は先頭には出ずに足を温存した。
前には6人の逃げ集団が形成されており、そこにすぐに追いつこうとしたが集団が
反応しなかったので集団に戻り、再度足を温存することにした。
レースはそのまま進み、2周目の後半で後続集団が追いついてきて30人ほどの大集団になった。
先頭集団も5人と人数が少なく、足並みが揃わなくなった3周目の折り返し手前で吸収してさらに大きい集団になった。
そこからは集団の前方をキープしながらランに備えた。

ランは序盤にいき過ぎると後半もたなくなってしまうことは、
最近のコンディションからわかっていたので皆のペースが落ち着くまでは自分のペースで走り出した。
500mあたりで徐々に落ち着いてきたので、そこからは集団の後ろについてリズムを作り直した。
だが折り返し地点にある斜度15%くらいの200m程の下りで集団から離れてしまった。
バイクを集団前方で終えていたおかげで、後ろから良いペースで走ってくる選手が何人かいたので、
その選手につきながら再度前を追いなおした。
2周目では抜きつ抜かれつを繰り返して、ひとつでも順位を上げるため
ラスト100mスパートをかけて28位でレースを終えた。

所感・改善策
レース前のコンディションはここ数週間の中では一番良かったが、
レース強度でのコンディションは自分でも把握できていなかったので多少の心配はあったが、
自分の思っていた以上に身体は反応してくれた。
それでも感情的に動くのではなく、しっかり身体の状態を確認しながらレースを最後まで進められた。
結果は決して良いものではないが、それもオフシーズンのトレーニング材料になってくると思う。

今回のレースで今シーズンは終了になるので、リカバリー後にスムーズにトレーニングに入れるように、
その期間もしっかり来年を見据えて取り組んでいきます。


いつもみなさま応援ありがとうございます。