cannibaljapan2018.03.19

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 Mooloolaba ITU Triathlon World Cup レポート




Mooloolaba ITU Triathlon World Cup 2018.3.10 前田凌輔

Mooloolaba ITU Triathlon World Cup
2018/3/10 開催地:ムール―ラバ, オーストラリア
順位:33位 出場人数:50人
Swim:750m (1lap) BIKE:20km (5km×4lap) RUN:5km (1.66km×3lap)
総合タイム: 53:36 Swim: 8:14(15) Bike:27:30(27) Run:16:44(35)
Topとの差 +00:27 +00:22 +00:29 +02:23

1位 0:53:09 Richard Murray RSA
2位 0:53:13 Matthew Hauser AUS
3位 0:53:17 Matthew McElroy USA
33位 0:55:35 前田 凌輔 ベルリオ

リザルト https://www.triathlon.org/results/result/2018_mooloolaba_itu_triathlon_world_cup/320988





レース展開
海は波が大きく、気温は高かったですが曇っていたので若干肌寒い中でのレーススタートでした。
長いビーチランから波を超えながらのスタートで練習はしていたのですが、
うまく乗り越えることができずにスタートして30秒ほどで先頭から大きく離されてしまいました。

それでも冷静に周りを見渡し、自分の位置が30位あたりなのを確認。
ですが、スイムアップからのビーチランが長く、バイク乗り出しも上り坂で
ハードになることがわかっていたので、無駄に体力を遣うことは最善でないと判断し
その位置をキープすることにしました。

スタートで遅れた原因の大きな波は、スイムアップのときにはそれに乗ることができれば、
とても大きな後押しになり一気に前とのギャップを詰めることができるので、
スイム後半はそのことだけに集中しました。
そのおかげでスイムアップ、トランジッションまでのビーチラン、バイク乗り出しはすべてうまくいき、
先頭集団には容易にと入ることができました。
折り返しで集団全体を確認すると30人ほどの大きな集団になっていました。

今回はスプリントレースということもあり、これほど大きな集団になってしまうと
完全にまったりペースになってしまいます。
現在のコンディションでは逃げを仕掛けてランを走るという自信がもてていなかったので、
今回は集団前方で落車のリスクを下げ、足を温存することしかできませんでした。
途中何度かペースアップがあり、集団後方では何度か落車がみたいですが、
ある程度力のある選手は単独で集団復帰できるほどのペースでバイクは終えました。

ランの走り出しの感覚は良かったのですが、スピードに乗っている感覚は全くありませんでした。
実際トップ選手とのスピードの差は歴然で、自分の走りに集中して前から落ちてくる選手と
ひとりひとり捕えていく、そんな走りしかできませんでした。

後半ペースが落ちそうになった時は、すれ違うトップ選手の走りを頭の中でイメージしながら
何とか踏ん張っていましたが、残り400m付近で4人競り合っている集団スプリントに
抜かれた時には力は残っておらず、それにすらついていくことはできませんでした。
結果33位でレースを終えました。

所感
・ビーチスタート、大きい波のレースは得意な方だという過信から、スイムスタートではかなり遅れてしまった。
・バイクはまったりペースだったので気持ち良く乗れていたが、
何度かあったペースアップのときに今後のトレーニングで最大パワーの向上は必須項目だと感じた。
・ランでは感覚は悪くなかったのだが、完全にスピードが足りていなかった。
悪くなかった感覚、フォームも後半疲れてきたときにどんどん崩れていってしまうので、
まずはスプリントレースの5kmから徐々にキープできる距離、時間をのばしていくことが課題。

次戦
3/25 New Plymouth World Cup


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