cannibaljapan2018.04.25

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 2018 Subic Bay NTT ASTC Triathlon Asian Cup



2018 Subic Bay NTT ASTC Triathlon Asian Cup 2018.4.22 前田凌輔

2018 Subic Bay NTT ASTC Triathlon Asian Cup
2018/4/22 開催地:フィリピン スービックベイ
順位:28位 出場人数:52人
Swim:1500m (750m×1lap) BIKE:40km (2.5lap) RUN:10km (2.5km×3lap)
総合タイム: 1:57:34 Swim: 18:39(7) Bike:57:55(17) Run:39:27(45)
Topとの差 +00:06 +00:50 +04:49
 

 

 1位    1:50:50 Filipe Azevedo
 2位    1:50:55 Min Ho Heo
 3位    1:50:59 Takumi Hojo
 28位    1:57:34 前田凌輔


リザルト https://www.triathlon.org/results/result/2018_subic_bay_astc_triathlon_asian_cup/322556


レース展開




スタートの反応がワンテンポ遅れてしまい、スタート30秒後には
自分の前に30人以上の選手の壁ができてしまっていました。
この状態突っ込んでいってもバトルになるだけだとわかっていたので、
どこか空いているスペースを探しながら泳いでみると、インコースがガラ空き状態になっており
そこからうまくポジションを上げられました。

1周目上陸時にアナウンスから自分が10人ほどの第一パックの最後尾にいることが確認でき、
そこでひとまず安心できました。
そこからさらにポジションを上げようと試みましたが、だんだんと心肺、身体ともにキツイ状況に
変わっていき同じポジションにいるがキツイくらいでした。

スイム後のトランジッションまでのランが上り坂で300mあり、スイムでの苦しい状態から
さらに我慢の時間が続きましたが、トランジッションもスムーズにいったため、
バイクでは7人の第一パックに入ることができました。




バイクでは日本4人、韓国2人、オージー1人の集団でしたが、日本人以外の3人が序盤から
足を温存しようとしていたため、集団が機能しないほどではありませんでしたが、
後続集団から何としても逃げたいという雰囲気ではありませんでした。




そのため、折り返しで後続集団との差が縮まったのが確認できてしまった15~20キロあたりで
完全に集団としての機能は止まってしまいました。
その後25キロを過ぎたあたりで20人ほどの後続集団に捕まったあと、
日本人同士でコミュニケーションを取り合い、逃げを試みましたが全くうまくいきませんでした。
それまでの時点で普段であれば身体に余裕がある状態なのですが、
この日は足も消耗してしまっており、身体も少ししんどい状態でした。
なので、逃げが決まらないとわかったあとは、ひたすら足を温存するのに徹してランに備えました。




トランジッションを飛び出したところで10km攻めてはもたないと判断したので、
集団が確認できる程度で後半もペースが落ちないであろうペースで刻んでいくことにしました。
ですが、早々に身体が動かなくなってきてしまい、集団はみるみるうちに離れていきました。




この時点で優勝はなくなってしまったとわかってはいましたが、少しでも高いポイントの獲得、
ランニング強化の一環に切り替えてペースが落ちてしまった後も何度かペースの回復を試みましたが、
最後まで練習のときよりも走れていないくらいのペースでしか走ることができませんでした。




結果コンチネンタルカップではおそらく最低の順位の28位でレースを終えました。


所感・改善策
スイム、バイクの時点で身体がキツイのは感じていたが、
ランがここまで走れなかった理由を突き止める必要があると思います。
今シーズン、身体が昨年までのようにレースで反応してくれず、結果を全く残せていません。
トレーニングでも思うようにいかないときがありますが、それ以上にレースに適応できていないという感じです。
どのようにしたら復調できるのか未だわかりませんが、
とりあえず何事も実行してみることでしか結果は見えてこないので、止まることなく進んでいきます。。


次戦
5/5,6 Chengdu ITU Triathlon World Cup


いつもみなさま応援ありがとうございます。