cannibaljapan2018.09.28

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 Weihai ITU Triathlon World Cup レポート 




Weihai ITU Triathlon World Cup 2018.9.22 前田凌輔

Weihai ITU Triathlon World Cup
2018/9/22 開催地:Weihai Chaina
順位:25位 出場人数:57人
Swim:1500m (750×2lap) BIKE:40.2km (6.7km×6lap) RUN:10km (2.5km×4lap)
総合タイム:01:57:02 Swim: 18:00(7) Bike1:52:51(2) Run:34:48(26)
Topとの差 +00:16 +00:04 +04:47
 

 1位    1:53:11 Gustav Iden
 2位    1:53:26 Antonio Serrat Seoane
 3位    1:53:30 Alex Yee
 16位    1:57:02 Ryosuke Maeda


リザルト https://www.triathlon.org/results/result/2018_weihai_itu_triathlon_world_cup/321976


レース展開


現地入りしてから身体のダルさが激しくうまくレースに合わせていけるか少し不安があったが、
レース当日にはしっかり身体が動くようにもってこれた。
ビーチスタートからレースが始まり、飛びぬけられたわけではなかったが最低限抜けることができ、
なるべく周りと接触しないように1周目はなるべく外側を泳ぎながら1周目終了。
1周目を終えビーチに上がり前を確認すると20人ほど前に選手が確認できた。

バイクでは乗り出して2キロほどの平地のあと、1.3キロほどのヒルクライムがあるコース設定で、
このままでの位置では第一集団が確実ではないと思ったので、
2周目は先頭が見えるまでペース上げ続けることにした。
この日もそれが可能なコンディションだったので、折り返し手前までに少しずつポジションを上げていくことができ、
6番目あたりにつけ後半は少しキックを抑え、心拍を下げるように心がけた。
スイムアップは7番目だったが、トランジッションを出るときには5番目まで上がっており、
まずは周りの選手の様子をうかがうことにした。

最初の直線は思っていたより楽に乗れていたのでこのまま10人以下の集団でいけるかと思ったが、
楽に感じていたのはペースが遅かったからだということに、登り始めてから気が付いた。
その時には20人弱の大きな集団になっており、乗り出しから積極的にいかなかったことが後悔となった。
だが2周目からの登りも思っていたより乗れておらず、集団内で乗っているのがちょうどよいくらいで、
何度かアタックがかかっていたがそれに乗れるだけの余裕はなかった。
頂上から一度下った後の平地気味の区間と、トランジッションを出てからの区間で、
大集団だったことによりペースが上がっておらず、
4周目あたりで後ろからの5人ほどの集団に追いつかれ25人ほどのさらに大きな集団になってしまった。
その後も集団内にいるだけで、何もすることができずにバイクは終わってしまった。

ランは先週良いイメージが作れていたので、それを思い出しながら、さらに何かを探りながら、
何かを得られるように走り出した。
走り出しから皆のペースが速く、ついていけるようなスピード差ではなかったが、
自分の中での走りの感覚は悪くなかったので、後半失速してきた選手を少しずつ喰っていくように
最終的にベストを尽くせるようなペースメイクで走り続けた。
距離を重ねるごとに自分の走りが頭の中でイメージできるようになり、
すれ違う選手を見ながら、どうしたらペースが上げられるかを考えながら走っていた。
はっきり言ってこの時点で目標には届かないことを自覚していたが、
ひとつでも順位を上げられるように、レース後に少しでも収穫があったレースだと思えるように、
力を出し切れるように、この時はそれに必死になっていた。
3周目、4周目で何人かの選手をかわすことができ、タイムはまだまだ満足できるものではないが、
今シーズンに入りようやくしっかりと10キロを走り切ることができた。


所感・改善策
今回はスタートナンバー 30 ということでいけるところまでチャレンジしたレースにしようと思っていたが、
ここぞというところで踏み切れずに終わってしまった。
今年も残りレースが少なくなってきたので、積極的なレースを取り戻していく。
スイム、バイクは理想的な体の状態ではなかったが、レースは前の方で展開できた。
ランはしっかりと目的をもって走ることができたが、トップの選手の足元にも及ばないタイムなので、
今回次の課題として見えてきたことをまずは次のレースでクリアできるようにレースまでの1週間を過ごしていく。
レースを重ねるごとにパフォーマンスは上がってきている。



次戦
9/30 Murakami NTT ASCT Triathlon Asian Cup


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