cannibaljapan2018.10.17

キャンニバル ジャパン アスリート 前田 凌輔 選手 第24回日本トライアスロン選手権 レポート



©USAMI

第24回日本トライアスロン選手権 2018.10.14 前田凌輔

第24回日本トライアスロン選手権
2018/10/14 開催地:東京 お台場
順位:6位 出場人数:50人  完走:37名
Swim:1500m (750×2lap) BIKE:40km (5km×8lap) RUN:10km (2.5km×4lap)
総合タイム:01:48:31 Swim: 18:08(2) Bike0:55:43(7) Run:33:51(12)
Topとの差 +00:01 +00:09 +01:57
 

 1位    1:46:37 北条 巧
 2位    1:46:58 古谷 純平
 3位    1:47:34 細田 雄一
 6位    1:48:31 前田 凌輔


リザルト http://www.jtu.or.jp/results/2018/1014_nationalchampionships_result.pdf


レース展開


朝方は小雨でスタート時には気温も上がらず、震えながらのスタートとなった。
スタートグリットが記されているカーペットが踏み出すと同時にめくれ上がってしまい、
ビーチから海に入るときには既に一歩遅れた状態だった。



©Satoshi TAKASAKI/JTU

だが、焦ることなく空いたスペースに入り込み、250m先の1stブイに差し掛かるときには
3番手という良い位置につけることができていた。
そこから一旦息を整えなおし、3つ目のブイを回ってビーチに向かい始めたところで先頭に出てペースアップを試みる。
1周目終了後上陸した際に後ろを確認すると、選手が長く連なっておりここからさらにペースアップを試みるが、
ブイまで真っすぐ泳げていなかったらしく、
ブイを回るときには最短距離をいった古谷選手の後ろにつける形となった。
その後は2番手だったのでかなり楽に感じていたが、前に出ることはせず、バイク序盤に備えた。



©Satoshi TAKASAKI/JTU

トランジッションはトラブルなくスムーズに、バイクに飛び乗り古谷選手、
山本選手の3人集団を形成したのち、そのまま逃げきりに3人でトライした。



©Satoshi TAKASAKI/JTU



©Satoshi TAKASAKI/JTU



©Satoshi TAKASAKI/JTU



©Satoshi TAKASAKI/JTU

だが、バイク序盤はまだ路面が濡れており、落車の危険性があったので注意しながら走りすぎていたせいか、
後続に一気に詰められてしまい、1周目が終わる前に吸収され9人の第一集団となった。
その時点で第2集団とは50秒差ほどだったが、ペースは緩めることなく9人全員で協力しながら
さらに後続との差を広げにかかった。周回を重ねるごとに差は広がっていき、最終的には90秒程まで広がった。



©Satoshi TAKASAKI/JTU

レース前には10人ほどの集団になってしまった場合は、
6周目あたりで仕掛けて少しでもアドバンテージを得てランに移るつもりだったが、
集団のペースが思っていたより早く、自らの力のみではいききれないと判断してしまい、
その集団のままランに移ることになった。



©Satoshi TAKASAKI/JTU

ここのトランジッションでは少しもたついてしまい、バイクは3番目あたりで降車したが、
ランスタートは集団最後尾になってしまった。
だが、その遅れが気にならないほどに足、身体が動かず、
500m過ぎた時には集団から少し離れ単独になってしまい、そこで少し焦りを感じはじめた。
その位置でしばらく我慢をしていると2周目の後半から徐々に身体が動き始め、
3周目に入る手前あたりから、前をいく選手にひとり、ふたりと追いつき始めた。
その勢いのまま4位集団を捉えようとペースを若干上げ気味に追走していたが、
その差10秒程がなかなか詰まらない。
4周目折り返しまでその状態のまま進み、ラスト1.5キロでスパートをかけはじめたが、
その意志とは裏腹にペースが上がっておらず、逆に少し離されて、6位でレースを終えた


所感・改善策
今回のレースは中国ワールドカップ後からの怪我が影響して、
レース週には一度もラントレーニングが行えていなかったため、
かなり不安がある状態でのレースだったが、何とか最後まで走り切り、
今シーズン全てのレースを終えることができた。
毎年この時期になると体調を崩したり、怪我をしてしまったりと万全の状態で
日本選手権に挑むことができていないので、
まず今年のオフシーズンはしっかり1シーズンを戦い抜ける身体づくりからトレーニングをスタートしていきたい。
またレース前に掲げていた理想のレース展開を作ることができなかったので、
来シーズンは日本選手権のみに関わらず、
ワールドカップでも自分の理想である逃げ切りのレースを作り上げていけるように、
ランだけではなく、スイム、バイクのベースアップも計画に組み入れていきたい。



いつもみなさま応援ありがとうございます。