cannibaljapan2019.04.30

キャンニバル ジャパン アスリート 谷 新吾 選手 第35回全日本トライアスロン宮古島大会 レポート




第35回全日本トライアスロン宮古島大会 2019.04.14 所属:タチバナ接骨院・西京味噌 谷新吾

キャンニバル ジャパン契約選手 谷 新吾選手(タチバナ接骨院・西京味噌所属)。
04月14日に開催された第35回全日本トライアスロン宮古島大会に出場し、
総合10位を獲得いたしました!

~第35回全日本トライアスロン宮古島大会~
【開催日】2019年04月14日(日)7:15スタート
【開催地】沖縄県宮古島市与那覇前浜
【競技内容】スイム3kmバイク157kmラン42.195km
【制限時間】13時間30分
【出場者】1,502名(完走1205名・完走率80.2%)
【天候】雨(気温22.3℃、水温24℃、風速3.8m、湿度98% 7時時点)
【公式サイト】https://tri-miyako.com/
【結果】総合10位 総合タイム 8:51:25
スイム0:50:18(77位)バイク4:32:20(7位)ラン3:28:47(9位)
【宮古島大会全戦績】
出場19回、トップ10入賞17回(総合優勝1回)


【レースギア】
スイムゴーグル  :VIEW DELFINAミラー
ウェットスーツ  :ヴォラーレV3
ウェア      :キャンニバルJAPAN SPECIAL EDITION PRO TRI SUIT タニモデル
レースベルト   :キャンニバル
ランキャップ   :キャンニバルトラクターキャップ
ソックス     :プレミアコンフォートクールタック
サングラス    :プレミアREVOダークブルー
ヘルメット    :スペシャライズドS-WORKS TT
バイク      :FACTORスリック
ホイール     :TNIロード&コリマディスク
レースタイヤ   :パナレーサーRACE A EVO4チューブラー
ハンドル     :51SPEEDSHOP
サドル      :クービー232T
ペダル      :タイムXPRESSO
バイクシューズ  :スペシャライズドTORCH 2.0 ROAD
ランシューズ   :ニュートンディスタンス8
補給食      :メダリストエナジージェルコーヒー
チェーンオイル  :WAX-ONブルー
バイクケース   :プレミア安全第一


谷新吾選手にインタビュー形式でレポート頂きました。


Q1 宮古島入りされていかがでしたでしょうか。

A1 暑い感じはそれほどありませんでしたね。空気は違いますね。宮古島に入った途端、体が元気になります。


Q2 現地に入ってから、実際に選手に会ったり、顔ぶれを見たり、パンフレットを見ながら、
戦闘モードに入っていきたいです。とおっしゃられていましたが、
実際に現地で顔ぶれを見ていかがでしたでしょうか。

A2 実際に話をしたのは、金曜日に開会式のパーティーなのですが、そこで、選手の皆さん、メーカーの方、
沢山お会いして、レースモードは高まっていきました。


Q3今回の大会は天候が心配されましたが、大会当日はいかがでしたでしょうか。

A3 大会当日までは、ものすごくいい、ピーカンではありませんでしたが、そこそこいい天気でした。
レースでもいい天気を期待していたのですが、前日の夜中に雨の音で目が覚めるくらいに雨が降っていましたね。
大会当日は3時に起床するのですが、その前の12時か1時くらいに雨の音で目が覚めましたね。
一旦、シャトルバスに乗り込む4時30分くらいに雨が止んだのですが、
スタート地点に近くなればなるほど、また雨が激しくなっていきましたね。
これは天気で仕方がないので、気持ちを切り替えていきました。
大雨だったので、どのタイミングでトランジッションに行こうか、ちょっと迷いましたが、
半分ウェットスーツを着込んで、雨の中準備しましたが、冷えることはなかったですね。
みなさんも半分ウェット着て準備されたりと、体温調整を上手にされてました。


Q4 準備は雨の中の準備で気をつけたことはございますか。

A4 天気予報によると午前中には雨が止んで、落ち着いてくる情報でしたので、
晴れてくると予想して、空気圧は、晴れの時と同じようにしました。
雨とは関係ありませんが、いつも通り、落ち着いて、
忘れ物がないように、しっかりと準備しました。


Q5 スイムスタートが15分遅れたようですね。

A5 あれは、びっくりしました。いつでもスタート出来るように位置についていましたので、
スタートまで5分くらいでしょうか… 担当の方が手持ちのメガホンで、
「スタート15分遅れます。電源が落ちてしまいました。(停電だ~!)
15分遅れますので、フィニッシュも15分遅らせます。」
みんな砂浜その場に待機。座って待ちました。
大雨が原因かな~と思いながら、コースブイを再確認して、瞑想に入りましたね。
7時12分くらいでしょうか。復旧しました。
とインフォーメーション入りまして、15分で直るんだ凄いと思いました。




Q6 スイムはいかがでしたでしょうか。

A6 スタートして選手の隙間隙間へ入り抜けていきました。バトルというバトルはなく、
まずは第1ブイの600mまでペースを保ちながら泳ぎました。1周目24分くらいだったと思います。
順位はわかっていませんでしたが、できるだけ蛇行せずに、泳ぎきって、
うまくそしてスムーズにバイクをスタートしたい思いです。
大きな潮の流れ波もなく、僕的にはスムーズでした。


Q7 スイムフィニッシュされて、トランジッションはいかがでしたでしょうか。

A7 雨は降っていたと思います。着替えのテントに入った途端、テント内が冠水していました。
まさか水の中で靴下履いたりするとは思ってなかったです。
今年はなぜかレースナンバー9、例年は県別で900番台や1000番台なのですが…
案の定、僕のラック周りは、全くバイクがなくて、間違えることはありませんでしたね(笑)。




Q8 バイクはいかがでしたでしょうか。

A8 できるだけバイクの前半に上位の方に顔を出したかったので、前を追う気持ちを前面に出して、
かといって飛ばしすぎず、雨も降っていましたし、コーナーを気をつけながら、
周りの応援から聞き取れるタイム差や順位の情報を整理しながら、伊良部島に入りました。
順調、順調、行けるよーと思いながら、前の選手を抜いていきました。
補給はしっかり取れていました。順位という順位はわかりませんでしたが、
20位を切って、よければ10位ちょっとくらいでバイクフィニッシュ目標で走っていました。
後半はなかなか思うように走れなかったですね。
欲を言えばもうひとつ前のパックに追いつきたかったです。


Q9 バイクコースが冠水していたようですが、影響はございましたか?

A9 来間大橋に入る手前。1km、2kmくらいのところ、左折。
手前の左折が使えないので、奥の道路を左折。とレース中にコース変更がありました。
他にも2箇所ほど冠水した道はありましたが、走るのに影響はなかったですね。
それよりも晴れて急に蒸し暑くなってくるのではないかと心配していましたが、
一旦は雨雲が消えましたが、再び降り出したバイク後半の雨は気持ちよかったですね。
本当に今年の宮古の天気は読めませんでした…


Q10 雨天の走行で転倒などの危険いかがでしたでしょうか。

A10 直角カーブ、路面の鉄板に気をつけて、安全運転。
そこさえクリアすれば、大丈夫だと思いました。
いつもより雨が長い時間降ったせいか、風がなかったように思いました。
特に池間大橋は、僕の宮古島のレースの中でも風がなかったように思います。




Q11 ランはいかがでしたでしょうか。

A11 バイクの終了時は14位。最初はなかなか体が動かないで、体が重いのはわかっているので。
まずは補給ランスタート直ぐのエイドで、コーラをがぶのみしましたね。お腹パンパン取りすぎました。
そんなランスタートでした。
前にも後ろにも全く見えなくて、少し焦りましたが、なんとかなるかなと思いました。
直線になり前 2人は小さく見えてきました。我慢大会の始まりです。
みんなきついのは一緒、気持ちだけは切らさずに、抜かれても、いつかチャンスがと思って走っていました。
内臓も調子が良かったので、用意したメダリストジェルを確実にとっていました。


Q12 ランは、後半から追い上げが始まったようですね。

A12 どうやら18位まで順位を落としました…。
切れきれスピードの男子選手に交じって今回の女子優勝の鷲津選手にも抜かれました。
やあ~この時は内心俺もう終わったな、と思いました。先導の車と共にあっという間に離され小さくなりました。
その後、保良折り返し、おそらく15位くらいかな。
さあ宮古島はこっから、楽しまなくっちゃ、腰を入れ直し腕振りのリズムを大きくしました。
「トップ10。」最初に宮古島の表彰台を目標に掲げていたので、厳しい位置だが、
もうやるしかないなと思って折り返しました。
「鷲津さん入れて、谷くん12位」と沿道から声が飛びました。
何キロ地点だったでしょうか。行きに苦しんだダラダラ上りが復路は下り。
ここで表彰台を逃すわけにはいかない、キロ5分近くまで落ちかけたペースを4分半へ持って行きました。

残り5kmで急に原田選手が見えてきました。
11位だろうが10位だろうが、原田選手には絶対に勝って終わろう。
昨年の宮古、佐渡と連敗が続いているので、何としてもここは決着をつけたいと思いました。
来たぞーと声を掛けました。かなりきつそうな表情。そう見えても彼は原田選手です。
油断しちゃいかんと思って、最後まで緊張感を持って走りました。
競技場に入って順位が確定、10位だ、よっしゃーやったーと思いました。
何しろ、良かったーと思いました。
今でも、タイムには納得は行っていないです。
もうちょっと、3種目それぞれに2、3分は短縮したかったですね。
みんないっぱいいっぱいのところで戦っていました。
この舞台で競えたことが何より嬉しくやってて良かったと心から実感しています。




Q13 ハワイに向けて良いスタートを切れたようですね。

A13 はい、良いスタートになったと思います。
KONAにつながると思います。
今度はエイジカテゴリーになりますが、表彰台を目指していきます。


Q14 キャンニバルのウエアはいかがでしたでしょうか。

A14 僕は信頼しきっています。素材も、品質もいいですし。安心して、着ています。
ウエアは今までの経験で、パッドの擦れや縫い目の擦れが原因で痛みが出たり腫れたりと
本当にレース展開にまで影響が出てくる場合もある重要な道具です。
キャンニバルのウエアは、何の心配もありません。
また今回は、ジャパンのスペシャルウエアで走れたことを誇りに思っています。
このウエアでハワイも参戦します。


Q15 ヴォラーレのウェットスーツはいかがでしたでしょうか。

A15 昨年のモデルなので2年目に入りましたが、
変わらぬ柔らかさと伸縮性能は非常に良い状態です。
伸びを邪魔しないカッティングの位置やデザインが優れているのも品質を保てる証拠でしょう。
今シーズンもスキンスーツと合わせてよろしくお願いします。


Q16 応援の方へ一言お願い致します。

A16 たくさんの方から今年も名前で呼んでいただきました。
応援の方も、大雨だったりとっても大変だったと思いますが、選手としてはとてもありがたく思っています。
宮古島の島民の方にいつも通りアットホームに迎えていただき、レース中も温かいご声援を頂きました。
平成最後の宮古島大会になりましたが、もう一つ空港もできました。世の中は変わっていきますが、
宮古島トライアスロンが続く限り、自然豊かで、優しく、スポーツの似合う宮古島は変わらずにあって欲しいです。
みなさまのこれからの健康をお祈りしております。
大会期間中、応援ありがとうございました。


谷 新吾選手ありがとうございました。