ワールドトライアスロンカップ(2026/リオデジャネイロ)小原北斗(セクダム・チームエフォーツ/鳥取)レースリポート



大会名:ワールドトライアスロンカップ(2026/リオデジャネイロ)
開催日:2026年8月2日(日)
開催地:リオデジャネイロ/ブラジル
競技距離:スイム750km(1周)、バイク20.8km(6周)、ラン5km(2.5km×2周)
*スプリントディスタンス
*ワールドトライアスロン(World Triathlon)公認



今回は、自身はじめてとなるワールドカップでした。
順位としての目標よりも、積極的なレースで自分の力を出し切ること、世界の中でどのく らいの位置で勝負できるかを確かめる大きなチャンスだと思って強気で臨みました。
その中で、第1集団に乗ることと、T2に先頭で入り、良い走り出しを切ることは大きな ポイントとして意識していました。

スイムは、現在指導を仰いでいる、田山監督が出場されたリオデジャネイロオリンピッ クが行われた場所と同じコパカバーナビーチを泳げるということで、とても嬉しい気持ち とワクワクがありました。 当日は波が強くうねっていたこともあり、自分のペースで泳げると思っていました。

コンチネンタルカップや国内レースとは大きく違い、力のある選手が多く、泳力 も高いレベルで拮抗していることもあり、スタートしてからスイムアップまで終始周りに 人がいる状況で、穴を見つけられないままごちゃごちゃした中で泳いでいました。 

しかし、泳ぎの感覚としては全体的に良く練習の成果は出せた感覚でした。
途中途中詰ま ってしまったり、ブイ周りはバトルが多かったので、課題としているスピードをもっと磨 き、最初に抜け出すことができれば大きくジャンプアップした位置で上がれると感じまし た。

バイクは、乗り出しから第1コーナーまでいつものレースとはスピード感が全く違いま したが、準備はしっかりできてきていたので、対応することができました。
それでも初速 のパワーや立ち上がりで少し踏みすぎてしまい、足が攣りそうになってしまったの で、前半は後方で様子を伺う形になりました。
今回は挑戦をテーマとしていたので、消極的なレースはしたくない気持ちが強く、10km あたりで足の状態が回復してきたところから徐々に位置を上げ前方までいくことができま した。
自分がいた集団は約50名ほどの第2集団となり、7名の第1集団とは徐々にバイクでも差 が開き、ランスタート時には1分以上のギャップがありました。
ポイントとしていたバイク降車前、最終周でどのポジションにいれば前で降車できるか を考えながらレースを進めていました。
ラスト1km付近では狙い通り5番手当たりの位置に付けることができていましたが、両サ イドから一気に海外勢に捲られてしまい、先頭どころか後方まで下がってしまった位置で T2 に入ってしまいました。 狙っていてここまで下げてしまったのははじめてなので、ワールドカップのレベルの高さ に正直驚きました。



ランスタートでは、更に海外選手達のスピードに圧倒される形となってしまいました。
少しだけ流れに乗ることはできましたが、1kmで完全にオーバーペースとなってしまい、 そこからはゴールまで本当に長くきつい4kmに感じました。
自分の走りもすることができ ないまま終始単独走となり、初のワールドカップは52位でのゴールとなりました。
もっとやれると思っていた分、本当に悔しい気持ちが大きいです。しかし、WCのレース を初めて肌で感じることができた中で多くのことを学べたこと、世界との差はどこにある か、今後どのような方向で進んでいけば良いのかがはっきり明確になったレースだったと 感じています。
しっかり振り返りの時間も大切にし、自分の強みはさらに伸ばし、課題の克服も一つ一 つ丁寧に行っていきたいと思います。
今週パラグアイでもう一戦ワールドカップへ挑戦させていただけるので、今回の反省も しっかり活かして戦いたいと思います。

*結果詳細(全61名)
https://events.triathlon.org/2026-world-triathlon-cup-rio-de-janeiro/results?program=678457
水温21.9度、気温25.0度