Swacchi Mt.Fuji 3Peaks +1 2023


Mt. Fuji 3Peaks に挑戦してきました。

富士山 3ピークスは、 1日で、富士山五合目までの3つのルートを走ります。

1、ふじあざみライン → 須走口五合目
2、富士山スカイライン → 
2.5、御殿場口新五合目 → 富士宮口五合目
3、富士スバルライン → 富士山五合目




富士登山道で例えますと、富士登山は4つのルートがあります。

須走ルート  :須走口五合目
御殿場ルート :御殿場口新五合目
富士宮ルート :富士宮口五合目
吉田ルート  :富士スバルライン五合目

今回は、この順番に4つルートの五合目までを、時計周りに富士山の周りを一周しながら、走りました。

距離206km 獲得標高5532m

ふじあざみライン → 須走口五合目
全長11.4km 標高差1,160m 平均勾配10% 最大勾配22%

"富士山国際ヒルクライム”ロードレース"のコースです!
JBCF https://jbcfroad.jp/race/22/

"ツアー・オブ・ジャパン富士山ステージ"のコースでもあります。
富士山ステージコース紹介
https://www.toj.co.jp/?tid=100136

富士山スカイライン 
東京2020オリンピック男子ロードレースでも使用されたコースです。
http://www.vill.doshi.lg.jp/ka/info.php?if_id=750

富士山スカイライン → 富士宮口五合目
"富士山ヒルクライム"のコースです。
国立中央青少年交流の家→富士山富士宮口五合目
距離27.1km 標高差1,653m 平均勾配6.1%
富士山ヒルクライム HP https://www.tour-de-nippon.jp/series/fujisanhc/

富士スバルライン → 富士山五合目
”Mt.富士ヒルクライム"のコースです。
富士北麓公園→富士山五合目
距離25km 標高差1,270m  平均勾配5.2%、最大勾配 7.8%
Mt.富士ヒルクライム HP https://www.fujihc.jp/







01時 出発
04時 須走に到着。

真っ暗で、息が白くなるくらい寒い。
準備を整えていくうちに辺りは明るくなってきました。

05時 スタート

スタート時は震えるくらい寒かったですが、背中に日差しを浴ながら登っていくうちに、暖かくなってきました。
登りの途中で、ウィンドブレーカーを脱ぎました。
新緑の木々に囲まれて、とても爽やかな気持ちになりました。

16%~18%の勾配が続き、36×36もしくは 34×36 にすればよかったと思いました。

五合目に到着。寒くありませんでしたが、体が冷えないように、ウィンドブレーカーをすぐ着用。

ふじあざみライン 五合目山荘菊屋さんでトイレ(有料200円)を使用させて頂き、
椎茸茶をふるまって頂きました。
これがおいしい!体にしみる!早速家族にお土産に買いました。

五合目は、その日は暖かく、長いしそうになりましたが、長丁場の為、真冬のグローブとトゥカバーを着用して早めに下山開始。

一旦スタート地点に戻って、補給食の補充。お土産を置いて。
グローブは、指つきの薄手のグローブで登っていましたが、暑かったので、夏用の指切りグローブに付けなおして、再スタート!








富士山スカイラインに入るころには、暑くなってきていきました。
アームウォーマー、レッグウォーマーを外して、夏の装いで走り始めました。

富士山スカイライン→御殿場口新五合目→富士宮口五合目のコースは、何度か走ったことのあるコースです。

富士山スカイライン→御殿場口新五合目を目指します。
2.5~3倍のペースで走り、とても快調でした。
天候に恵まれ、とても暑かったです。ボトルの水をよく飲みました。







富士宮口の旧料金所から、メンバーのペースが上がり、3倍近くで走りました。
頂上手前4㎞で置いて行かれました。

快晴で、駿河湾まで見渡すことができました。
残雪があり、涼しいのですが、日差しが強く、心地よい陽気でした。

深夜からの移動で、睡魔が襲ってきました。カフェイン入りのモルテンを飲み、メンバーに沢山話かけて、解消しました。





富士宮口を下り、富士スバルラインへ向かいます。

コンビニで休憩をいれ、「もうやらない」とちょいちょい聞こえてきましたが、富士山を横目にたんたんと突き進みます。
コンビニ休憩前に、メンバーの一人が「足がない」と言い始めましたが、休憩後走り始めてしばらくすると、ぐいぐいと前を引いてくれ、とても頼もしかったです。

途中に壮大な牧場があり、牛の応援が聞こえました。
「モ~~ウ、ちょっと頑張れ!」「モ~~ウ、少しで富士スバルライン!」

店長後輪パンク。メンバーに助けられ、スムーズに再スタート!!








富士スバルライン到着。富士スバルラインは初めて走ります。

入口は道が真っすぐで走りやすく、目の前に見える富士山もきれい、風も追い風、勾配もきつくない、ガーミンクライムプロで頂上まで27㎞の表示、よし、最後だ、と思いながら走ります。

対向車がくるたびにメロディーが聞こえくるので、極度の疲れで、何か聞こえてきてしまっていると感じました。
メンバーに確認すると、同じようにメロディーが聞こえていました。
メロディーラインでした。一安心。

メンバーの表情をみると、疲れで顔がとろけているように見えましたが、安全に最後まで走り切りたい気持ちは同じでした。
ペースダウンして、2倍のパワーがぎりぎり出る程度でした。

ボトルの水が残り15㎞でなくなりました。
先のパンクで気持ちの動揺を引きずり、その時に水分補給を忘れておりました。
四合目の駐車場に自動販売機がありました!よかった!
ホットミルクティーをその場で飲んで、スポーツドリンクも購入し、ボトルに補給。ゴミは、バイクポケットに入れて持ち帰りました。

四合目駐車場で、きれいな雲海をみながら、アームウォーマー、レッグウォーマー、ジレを着用して、再度走り始めました。

日が暮れてきていて、富士山が赤く照らされ、幻想的でした。

五合目に到着!あと30分で下の料金所が閉まる時間なので、下山してくださいとアナウンス。
ささっと写真撮影し、早々にくだりました。




富士スバルラインをくだった料金所のトイレ利用させて頂きました。エアコンがついていて暖かかったです。
山中湖をとおり、籠坂峠に入る手前で、休憩。
籠坂峠は、1.5倍のパワーで走りました。

走り切りました!メンバーの第一声は「もうやらない!」
表情は疲労の中にも、走り切った達成感でいっぱいでした。

過酷ではありましたが、楽しかったです。
また次回Mt. Fuji  3 Peaks + 1 を走りたいと思います。

一人では完走できませんでした。一緒に走って頂いたメンバーありがとうございました。

みなさまありがとうございました。